TAB譜に「(3)」のようなカッコ付きの数字が出てきて困った経験はありませんか?
この記事では初心者向けに、最もよく見かける意味と弾き方を解説します。
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最も多い意味は「弾かない音」
TAB譜を読んでいると、次の図の青丸部分のように( )、カッコに囲まれた数字が登場することがあります。

このカッコ付きの数字は、「この音は改めて弾かずに、前の音を伸ばす」ことを示しています。どういうことか、具体的に見ていきましょう。
カッコ付きの数字は、「タイ」という記号とセットで登場することがほとんどです。「タイ」とは、次の図の赤四角で囲まれた記号です。

この「タイ」という記号は、「前後の同じ音を繋いで、その分音を伸ばす」ことを示します。この“同じ音”という点が「タイ」を見分ける重要なポイントです。
“異なる高さの複数の音”が、同じような線でつながれている場合は別の意味の記号になるので、この点は注意が必要です。
今回の上の図を見ると、繋がれた2つの音は、どちらも同じ弦の上に「3」と書かれてあります。このことから、これらは「同じ音」であることが分かります。
なので、これらは「タイで繋がれた音」という事になります。
タイで繋がれた音は、音を途中で切らずに、1つの音符のように伸ばします。つまり、前の音符を一度弾いたら、後ろの音符は弾かずに、その分音をさらに伸ばすことになります。
なので、上図の例で言うと、後ろの「(3)」の音は、「弾かずに、その分音を伸ばしてね」という意味になります。
「小さな音」を表すこともある
このカッコ付きの数字は、多くの場合、先述の通り「タイ」と一緒に出てきます。
ただ、まれに「タイ」とセットにならずに単独で登場することがあります。

上図の「(2)」や「(5)」がそれにあたりますが、前後に「タイ」の記号はありません。
こういった場合は、「弾いているか弾いていないか分からないような、小さな音」を表現していることが多いです。
ギター演奏では、楽譜にはっきりと表記できる音以外に、指の動きでうっすらと鳴ってしまった音が聞こえることがあります。その他、聞こえるか聞こえないかくらいの音をニュアンス的に鳴らすこともあります。
このような“かすかに鳴っている”、小さな音を楽譜で表現する時にカッコ( )を付けて表記することもあります。
まとめ
今回は、TAB譜に登場するカッコ( )付きの数字の意味について解説してきました。
・カッコ付きの数字はタイとセットで使われ、「新たに弾かない音」を表すことが多い。その分音を伸ばす。
・小さな音を表すこともある。
ただ、初心者さんが出会うのは9割が1つ目にご紹介した「タイ」とセットの形で登場するものと言っても過言ではありません。
ですので、まずは「タイとセットなら後ろの音は弾かない」と覚えておけばOKです。
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最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。