こんにちは!シンガーソングライターのB型さんです。
twitter→@sauripon
音楽が好きだと、自分もやってみたい!と思うことがありますよね。
でも、どうやって始めればいいんだろう?
“音楽活動”って、具体的に何をするんだろう?
という疑問が湧いてくると思います。
始めたくてウズウズしているのに、分からないから始められない。
私は、そんな高校生でした。
それから十数年たった今、私は音楽活動をしています。
自分の経験を踏まえて、今日は、音楽活動とは何か、そしてその始め方についてお話してみようと思います。
この記事の内容をYoutubeの動画でも解説しています。
そもそも“音楽活動”とは?
「音楽活動をしています!」という言葉。よく聞きますよね。
なんだかカッコいいし、憧れるけど…
でも一体、何をしていたら、音楽活動していることになるのでしょうか?
結論から言うと、明確な定義はありません。
大雑把に言えば、多くの場合が
「あちこちでライブをしていますよ。」という感じで使っていると思います。
そこに、
「路上ライブを中心にやっている」とか「CD販売をしている」という、人それぞれの活動内容が加わっているという印象があります。
「外でのライブはしていないけれど、ネットに演奏動画を挙げている」という場合でも音楽活動をしているといえるでしょう。
自分が歌ったり演奏したりすることだけでなく、ボーカロイドや打ち込みで作った音源をネットに挙げているという場合も、です。
オリジナル曲はもちろん、カバー曲やコピーバンドの場合も“音楽活動”と言えると思います。
コピーの完成度を極め、お客さんを集めて活動しているバンドもあります。
『聖飢魔Ⅱ』や『The Ventures』のコピーバンドを見たことがありますが、まさにコピーを極めていました!
ただ、「1曲だけやってみたが、その後はしていない。する予定がない」というような場合は「音楽活動をしている」とは言わないと思います。
また、「音楽を家で作っているだけ」というような場合も「音楽活動をしている」とはあまり言わない気がします。
これはどちらかと言うと「音楽活動を始める準備をしている」というイメージです。
ですので、一般的に言う「音楽活動」は
「歌や演奏を、“外に向けて”“継続的に”何かしらの形で発信をしている活動」といえるのではないかと思います。
音楽活動の始め方
1人なら、楽器と自分がいれば、比較的早い段階で始めることが出来ます。
まずは、活動を始めるきっかけが欲しいけれど、いったい何からできるんだろう?
そんな疑問に対して、いくつか案を出してみたいと思います。
文化祭や学園祭を機に始める
学生の場合は、カバー曲を練習し、学校の文化祭などで披露する。
これが最もイメージしやすく、取り掛かりやすいと思います。
その後、次のステップとして「地域のイベント」や「ライブハウスの中・高校生イベント」に出演するという目標を立てる。
このように活動を進めていくことが出来ます。
飛び入りライブに出演してみる
比較的小さなライブハウスやライブカフェには“飛び入りライブ”というものがあります。
“オープンマイク”とも言いますね。
イベントの予定がない日は、ライブハウスにお客さんは来ません。
でもライブハウスは営業できる。
だったら、自由に歌いに来てもらおう!ということで設定されています。
ライブハウスのスケジュール表に「今日は飛び入りDAY!」のような表示があれば、
当日直接ライブハウスへ行って、出演料を支払います。
そこに集まった人が順番に演奏します。
1人当たりの持ち時間は、その日の人数やライブハウスによって様々ですが、
約10分など比較的短い時間が設定されています。
一般的なライブハウスのイベントにはチケットの販売枚数にノルマが課されており、
販売できなかった分の料金は自分で支払わなければならないという決まりがあります。
しかし、飛び入りライブではこの”チケットノルマ”がないので気軽に挑戦できます。
日が迫ってきてから設定されることも多いですので、ライブハウスのスケジュールをチェックしておきましょう。
ギターなど楽器を忘れず持って行ってくださいね!
初めてのライブであることを伝えておけば、安心です。
セッティング時など、ライブハウスの方がサポートしてくれるはずです。
何度か出演するうちに、次のライブが決まり、音楽活動に繋がっていくというように進めていくことが出来ます。
初めてライブハウスに行くときは、とても緊張すると思います。
ちょっと勇気が出るかもしれないお話をしてみますね。
私がライブハウスで働いていた頃の話です。
大学生になりたての男の子が、ある日の飛び入りライブに参加してくれました。
初めての経験だったようで、とても緊張されていたのを覚えています。
何度も参加するうちに、堂々と歌うようになり、ついにはオリジナル曲を作ってきました。
飛び入りライブを“音楽活動”に繋げた例です。
同じライブハウスの“飛び入りライブ”に何度も参加することで、周りにも「彼の成長を見守る雰囲気」みたいなものがあったように思います。
更に、他の出演者の方との繋がりも作っていくことが出来ていたように思います。
どうでしょう?
緊張の先に、こんな世界が待っているかもしれません。
ネットに動画を挙げる
必ず最初にライブをしなければいけない、ということはありません。
ライブハウスが近くにない、などライブ活動をすぐに始められない場合もありますよね。
そんな時は、自分の演奏動画や作品をネットにアップするという方法もあります。
TwitterやfacebookなどのSNSでもいいですね。
1曲まるまるやらなきゃ!ということもありません。
“1番だけ歌ってみた”でもいいのです。
ネット上だけだとしても、誰かに聴いてもらうために発信し続ける。
これもりっぱな音楽活動だと言えると思います。
ここでは、「なるべく早い段階で活動を始められる」ということを念頭に置いてご紹介してきました。
カバー曲でライブに挑戦してみる。
その後、オリジナル曲がやりたいと思ったら作る、という流れをイメージしています。
もし、初めからオリジナル曲を演奏したいのであれば、
まずは「オリジナル曲を作る」というところからスタートですね!
バンドを始める
バンドを始めるとなると、まずやらなければいけないことは“メンバー集め”です。
メンバー集めには色々な方法があります。
友達を誘う。
サークル活動に参加する。
楽器店やリハーサルスタジオに掲示されているメンバー募集で探す。
ネットのメンバー募集掲示板やSNSを利用する。
などが挙げられます。
バンドにも様々な形態がありますので、自分のやりたい編成の人数を集める必要があります。
私は高校生の頃からバンドに憧れていたので、大学のサークルに入りました。
サークル内では、バンドを組むことはそんなに難しいことではありません。
しかし、外でメンバーを探すとなるとかなり大変でした。
サークルのように音楽が好きな人の集まる場所でメンバーを探すというのが、1番良い方法ではないかと思います。
サークルがない場合は、まずは1人でライブ活動をしてみる。
そこで、つながりが出来てバンドを組むという流れもあるでしょう。
まとめ
今日は“音楽活動”とは何なのか、そしてどのような始め方があるのかをお伝えしてきました。
「歌や演奏を、“外に向けて”“継続的に”何かしらの形で発信をしている活動」であれば、
この中にないことでも音楽活動と言えると思います。
私自身、初めは右も左もわからずやってみて、憧れだけでやってきました。
それでも今、何とか自分の音楽活動という形になっています。
何も始められずにウズウズしていた頃の自分に、このブログを見せて
「なんか動きだし!」と言ってやりたいです。笑
今日より若い日はないです。
思い立ったが吉日、です。
あなたにも、やってみたい!という気持ちを大切にしてほしいと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
頑張ってください!