こんにちは!旅好き風来坊シンガーソングライターB型さんです。
Twitter→@sauripon
絵本に出てくるような、透き通った池を見たことがありますか?
私は、日本にはないだろうな、と思っていました。
あるんです!
北海道道東にある“神の子池”です。
美しすぎてちょっと怖くも感じる、この“神の子池”を中心とした観光ルートを、今日はご紹介します。
もくじ
行き方は?神の子池へのアクセス
神の子池があるのは、北海道斜里町清里町というところです。
前日に宿泊していた「ウトロ」からは、国道334号線と道道1115号線を車で1時間半弱走りました。
道道から神の子池までは、舗装されていない林道を5分くらい走りました。
神の子池は、なぜ青い?泳ぐ魚がいる?
神の子池に興味を持ったのは、
子どもの頃、JAF(日本自動車連盟)の機関誌で見たのがきっかけだったと思います。
「なんだこれは…!怖いけど…いや、怖いから見てみたい!」
そんな風に思いました。
嘘みたいにきれいです。
水が青い理由としては、銅やそこに沈む石灰が関係していると言われていますが、詳しい理由は分かっていないようです。
年間を通しての水温が8℃と低いため、底に沈む木が腐らない。
冷蔵保存されている、ということか!
そういえば、初めて写真で見た時の木もこの位置だったように思います。
私は年を取ったのに、池の中は時間が止まっている…
こんな話は大好物!
池の中を“オコショロマ”という、赤い斑点をもつ魚が泳いでいるそうなのですが、私の目には見えなかったのが残念。
池自体は、そんなに大きくありません。
ぐるりと囲むように木製の通路が作ってありますが、観光は比較的短時間で済みます。
観光客の姿はたくさんというわけではなく、チラホラという感じでした。
熊に注意!
斜里町の方が観光アンケートを実施されていて、答えると斜里の風景写真のポストカードをもらえました。
その中に、「道道からの入り口に駐車場があれば、そこから歩こうと思いますか?」というものがありました。
「熊出没注意」の看板が気になったので、それは少し怖いと感じました。
道東では、この看板をよく見かける気がします。
道道から、神の子池までは舗装されていない林道です。駐車場も舗装はされていません。
自然の中に入ると言う感じで、確かに熊が出そうな雰囲気があります。
熊対策をしないで行ってしまったので、不安になりました。
心置きなく観光するためには、熊対策をしていった方がいいかもしれません。
“神の子池”と“青い池”
この神の子池の他に、不思議な青色が魅力の“青い池”もありますね。
こちらは美瑛の青い池です。
私は実際に見るまで、どっちがどっちなのかよく分かっていなかったです。
青い池は、北海道美瑛町というところにあります。
神の子池の少し怖いような青に魅力を感じる方は、“青い池”もおすすめです。
神の子池から車で約5時間ほどのところにあります。
桜の滝
この日泊まる予定の、ペンション「すばる」さんから教えてもらったスポットです。
桜の滝とは素敵な名前ですが、桜とはサクラマスの事なんですね。
産卵の時期に向け、サクラマスたちが自分の生まれた川に戻って来る。
仕組みは解明されていないようですが、なんとも人間の情に訴えてくるエピソードですよね。
この桜の滝。
川の途中にある滝を登るために、何度もチャレンジするサクラマスを見られる場所なのです。
何度も何度も飛び上がる姿に、励まされました。
自分の人生と重ねてしまって、込み上げるものがあります。
私が持っているガイドブックでは紹介されていないスポットで、ハイカーの方が多かった印象です。
ここは神の子池よりもマイナーな場所。
やっぱり「熊出没注意」の看板があり、神の子池よりも草木が茂った所を通り抜けました。
熊対策、要りそうです。
神の子池、桜の滝周辺でランチ
昼食は、道の駅「パパスランドさっつる」にて。
料理長渾身!というスープカレーや、神の子池のある清里町で採れた小麦から作られたうどんやラーメンがあります。
うどんはコシがあり、ソースと絡みやすく美味しかったので、道の駅内のお土産コーナーで購入しました。
スピードスケートの岡崎朋美選手の出身地ということで、展示コーナーもありましたよ。
外には足湯があり、ここで斜里岳を眺めながらひと休み。
摩周湖
川上郡弟子屈(てしかが)町にある摩周湖は、日本で最も透明度が高いと言われています。
道の駅「パパスランドさっつる」から、摩周湖第一展望台までは、車で40分ほど。
霧がかかって、全然見えません…。
諦めずに見ていたら、たまに風で霧が散って、なんとなく姿をみる事ができました!
これもまた幻想的ですが、ここは「霧の摩周湖」の異名があるほど霧深い場所なのだそうです。
夏はむしろ晴れてる方が珍しい、と。
確かに、売店に「摩周湖の霧」という怪しい缶詰があったな…。笑
“霧の晴れた摩周湖を見たら出世しない”とか”婚期が遅れる”とか言われるそうです。
見られなかった負け惜しみ、じゃないのかい?笑
訪れたのは8月半ばでしたが、寒いので、みんなしっかり上着着用での観光です。
売店前でシマリスを見ました!
蛾を食べています。ギョ…!
宿泊ホテル
弟子屈町、美留和の森の中にあるペンション「すばる」さんに宿泊しました。
ペンション前の道はこんな感じ。
森の中にある、という言葉がぴったりです。
朝には2~3種類の鳥が庭にやってきました。エゾリスも見られましたよ。
お風呂はシンプルな作りで、内湯と外湯があります。
お湯は温泉で、内湯41℃、外湯38℃と表示がありました。
気温でかなり変動があるようです。
訪れた8月半ばは、内湯はかなり熱め。外湯がちょうど良い温度でした。
手作りの材料やこだわりの食材で作られる晩御飯が美味しい!
地元で育てられた野菜や奥さんのご実家で作られているお米など、生産地を身近に感じながら食べられるご飯は幸せを感じます。
手作りのトマトジュースも美味しくてお代わりしました。トマト嫌いの夫も美味しいと太鼓判を押しました。
我が家の他に1人旅の方と家族旅行の方がいらしていました。
1組ごとの旅に合わせて、ご主人がおすすめ観光スポットやプランを提案してくださいます。
たくさんお話しできたので、「地元の方のお話を聞けた」という充実感がありました。
さいごに
今日は、北海道道東旅行の3日目に訪れたコースをご紹介してきました。
神の子池→桜の滝→パパスランドさっつるでの昼食→摩周湖という流れでの観光でした。
是非、旅の参考にしてみてください。4日目もお楽しみに!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。