こんにちは!シンガーソングライターのB型さんです。
あなたは、どんな虫除け対策をしていますか?
暑くなってくると、毎年必ず話題にのぼる虫除け対策。
私は子供の頃から、ものすごく蚊に刺されやすいタイプです。
大人になったらあらゆるグッズを買って対策をするんだ…!と心に決めていた程です。
大切な旅準備の1つでもあります。
ところが、たくさん種類があるし、物によって使用方法が違うし…一体どれが良いのだろう?と悩みますよね。
肌の弱い子供に使用するものなら尚更です。
今日は、私の経験からのおすすめをご紹介していきたいと思います。
もくじ
虫除けの有効成分
ディート
虫除けスプレーなどに多く使われてきた有効成分”ディート”。
こちらは第二次世界大戦の時、ジャングルでの経験からアメリカ軍に開発されたものです。
人によってはアレルギーや肌荒れを起こすことがある。
そのため、ディートが使用されている製品には子供に対して、1日の使用回数に制限が設けられています。
「効果はあるけど、キツいから使いすぎはダメ」という事ですね。
イカリジン
こちらは最近勢いのある成分。
ディートに変わる忌避剤として開発されたものです。
ディートと同じくらいの効果があり、皮膚への刺激性が少ないと言われているようです。
使用上の制限も特にありません。
「効果もあるし、ディートほどキツくないよ。」という感じでしょう。
新しく出てきたものなので、「本当…?」という不安もあります。
植物精油
アロマオイルです。
ユーカリやシトロネラなどに効果があるとされています。
様々な虫よけグッズのメリットとデメリット
最近は、本当にたくさん虫除けグッズが販売されています。
長年虫刺されで悩んでいた私にとっては、本当にありがたい話です。
私が使用したことのあるもので、それぞれのメリットデメリットを挙げてみます。
( )内は有効成分。
缶スプレー(ディート)
メリット:塗った時の肌がベタ付きにくいことと、効き目は◎。
デメリット:薬剤を吸い込む心配があることや飛行機を利用する旅には持ち運べない。使い終わった後の缶の処分が面倒。
ボトルスプレー(ディート、イカリジン)
メリット:塗り広げやすく、服の上からでも使用できる。使用後の容器の処分も比較的簡単で、効き目は◎。
デメリット:塗った感じがベタつく。また、缶スプレーほどではないが、薬剤を吸い込む心配もあり。
ウェットティッシュ(ディート)
ウェットティッシュに、有効成分を染み込ませたもの。
メリット:持ち運びがしやすい。肌を拭くように塗るタイプなので、液が飛び散らない。そのため子供が薬剤を吸い込む心配が少ない。効き目は◎。
デメリット:使う度にゴミが出る。シートが乾燥するため、開封後早めに使い切らなければならない。
ジェル(ディート、イカリジン)
メリット:ポーチに入る大きさで、持ち運びがしやすい。
塗り広げやすく、薬剤が舞い散らないので吸い込む心配がない。効き目は◎。
デメリット:塗った感じにベタつきがある。
ボトルスプレー(植物精油)
メリット:肌への負担が比較的少ない。
デメリット:汗などに弱く、何度もつけなおす必要がある。
蚊に噴射したところ、確かに逃げていきました。しかし、効果が薄れるのが早いので、効き目は△。
シール・パッチ(植物精油)
シールに、ユーカリやシトロネラなどの植物精油から作られた匂いをつけたもの。
メリット:服やベビーカーに気軽に貼れる。薬剤を吸い込む心配もなく、赤ちゃんから使える。
デメリット:一度に何枚も貼る、外すという手間がかかる。
枚数などにもよるかもしれませんが、貼っていても刺されることがありました。
よって効き目は不明。
リング(植物精油)
ゴムなどに、ユーカリやシトロネラの匂いをつけたもので手首や足首などにつけて使用します。
メリット:手軽で、子供にとって楽しいデザインや可愛い物が多い。
デメリット:手首や足首につけているだけで、蚊に刺されない!という実感はないため、効き目は不明。
ブランケットなど
虫除け成分を繊維に付着させて作られたブランケット。インセクトシールド加工というようです。
ハンカチや、パーカー、ズボンなどもあります。
ただ、衣服は使用したことがないので、今回はブランケットとハンカチの効果をご紹介します。
メリット:薬剤を使用しない安心感がある。
デメリット:1点が大きいため、高価。
ブランケットを掛けて肌の露出を避けたために刺されなかったのか、加工の効果なのか定かではない。
よって効き目は不明。
普段におすすめの虫よけ
毎日のように使うものだと、できるだけ負担の少ないものにしたい…。
少しベランダに出るときや、家の中でもちょっとだけ気になる時に大げさな虫よけはできませんよね。
その度にディートなどの薬剤を使うのもやりすぎな気がしてしまう。
そんな時はユーカリやシトロネラなどのアロマオイルから作られたナチュラルスプレーがおすすめです。
家にシトロネラやらユーカリ、ハッカ油などのアロマオイルがある方は手作りスプレーも良いと思います。
ずぼらな私でも、意外と簡単にできました。
アロマオイルでの虫よけスプレーの作り方
材料
・アロマオイル10滴
・無水エタノール10cc。
・水40cc。
アロマオイルはお好みで分量を調整するのもいいです。
私はシトロネラを6〜7、ユーカリを3〜4くらいで作っています。気分でハッカ油を混ぜたりもします。
※注意点 スプレーボトルはアルコールが使えるものにしてください。
汗で落ちやすいので、こまめに塗りなおすと良いでしょう。
なぜ虫よけが必要?
虫に刺されてかゆいから…ということはもちろん、蚊やダニといった虫が病気を媒介することがあるからです。
母の故郷は、奄美諸島の中の“徳之島”という島でした。
亜熱帯気候なので、当然蚊も多い。
毎年夏はそこで過ごし、私はいつも蚊にとって恰好の餌食となっていました。
部屋を移動する際は、必ず蚊取り線香を持ち運んでいたのですが、蚊取り線香の横で刺される始末。
とにかく蚊が多い、強いという印象。
蚊が媒介する感染症の1つに「日本脳炎」があります。
日本では、その感染源は主に“豚”と言われており、
沖縄など豚を家畜として飼っているところでは、そのリスクが上がると考えられます。
このことから沖縄では、もう少し早い段階で接種を勧めることもあるそう。
しかし、日本脳炎の予防接種は3歳となっているところがほとんどです。
3歳未満の子供が、蚊の多い場所へ行くときは特に気を付けたいですね。
その他、“デング熱”なども蚊が媒介するものの1つですし、ダニによるものもあります。
予防接種で予防できる感染症だけではないので、やはり虫よけ対策は必要だと思います。
南国への旅行やアウトドア時におすすめな虫よけ
アウトドアや蚊が多いであろう南の地域への旅行される場合は、ディートやイカリジンが使用されている物をおすすめします。
ディートが含まれるものは子供の年齢によって、一日の使用回数が制限されています。
ディートと同等の効果があるというイカリジン。
肌への刺激性も少なく、使用回数が制限されていない。
そのことから、今後こちらが主流になっていくのではないかと考えています。
肌への負担が少ないとは言っても、まだ商品化されて間もないため、頻回に使用するには不安がある…。
普段から使用するのではなく、アウトドアなど蚊が多いところで「ここぞ!」というときに使用することをおすすめします。
また、キャンプなどゴミをあまり出したくない時にはウェットティッシュタイプは避けると良いですね。
持ち運びや、薬品の飛び散りのない塗りやすさから、私はジェルタイプをおすすめします。
反対に、旅行など帰りの荷物を減らしたいという場合には、ウェットティッシュタイプがおすすめです。
アクセサリータイプの虫よけ
シールタイプのものやリングなどブレスレットタイプは、効果が弱いと感じます。
スプレーなどの虫よけ製品の補助的に使用するのが良いと思います。
シールやブレスレットの香りで、虫が“寄り付きにくい”環境を作ることが出来るかもしれません。
寄ってきても、スプレーやジェルをしていれば刺されずに済む。
シールなどは体の負担になるものではないので、2重の安心を作るのに有効だと思います。
まとめ
様々な虫よけグッズの紹介と、時と場合でどのように使い分けるかをお話してきました。
上手く使い分ければ虫刺されのストレスから解放されて、毎日を過ごしたり、旅行したりすることが出来るようになります。
是非参考にしてみてくださいね!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!