北海道道東旅行記2日目は、ウトロ発!知床岬へクルーズ

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こんにちは!旅好き風来坊シンガーソングライターのB型さんです。

Twitter→@sauripon

めったに見られない場所を見たい。

見なくても生きていけるけれど、見てみたいものは見てみたいですよね。

好奇心というのはどうにもなりません。

先っちょロマンを感じに知床岬に行ってきました。

今日は、知床岬までのクルーズ旅とセットで行ける観光地をご紹介します!

ホテル

1日目から3日目まで宿泊したのはウトロ温泉、「ホテル季風クラブ知床」さん。

知床クルーズは、次の日の朝、ウトロ港を朝10:00に出航予定。

ホテルから車ですぐの場所にあるので、朝もゆっくり出発です。

オホーツク海に沈む夕陽が見られました。

知床観光船・おーろら号

ウトロ港から知床半島の西海岸をクルーズ。

世界自然遺産の知床を眺められ、車では行くことのできない先っちょ”知床岬”を見に行くことが出来ます。

天気が良い日には、北方領土の1つ”国後島”も見られます。

国後島の北側が見られるのは、現時点ではこの方法だけ!

知床岬への道中には、ヒグマやイルカ、キツネなどの野生の動物を見られることもあるそうです。

料金と所要時間

知床クルーズはおーろら号にのって、知床岬まで!

写真はパンフレットの裏です。知床岬まで行く航路とカムイワッカの滝までの航路の2種類があります。

知床岬航路を利用しました。大人は1人6500円。小学生以下は無料。

ネット予約しておいたチケットをウトロ港の券売所で精算。

公式では、往復3時間とありましたが、実際には4時間程度かかりました。

朝10:00出航だったので、お昼もおやつも船内。

お昼は北海道のコンビニチェーン「セイコーマート」で調達。

船内ではコーヒーやビール、お菓子や肉まんも販売しています。

観光時の服装

8月半ばの観光ですが、冬には流氷が見られる知床。寒かったです。

船内は半そででも充分過ごせる気温ですが、デッキに出ると寒い!

船内とデッキをたまに行き来するくらいなら、薄手の物でも事足ります

長時間デッキで観光する方は、ライトダウンジャケットくらいの準備でもやりすぎではないと思います。

イルカ、シャチ、クジラにヒグマ…本当に見られる?

イルカの群れを見ることが出来ました。

自然の動物がいれば、船内放送で知らせてくださいます。

ヒグマが見たかったのですが、残念ながら見られませんでした。

展示ではなく、あくまで自然の中。

運に尽きると思いますが、目を凝らして探すのもワクワクしました。

アザラシやトドが見られることもあるそうです。

鳥は完全にノーマークでしたが、珍しい鳥も見られるスポットがあります。

カムイワッカの滝、その他風景写真

船内放送で見所を聞きながらのクルーズですが、初めて見る壮大な風景。

何を見てもすごかったので、何を見ていいか分からないほどでした。笑

船内からとった風景をご紹介します!

”硫黄山”から流れ出す温泉の滝「カムイワッカの滝」。

滝のあたりだけ水がエメラルドグリーンなのは、温泉成分によるものらしいのです。

温泉成分とはいえ、この滝の上流のカムイワッカ川の水は、温泉の硫黄成分が強過ぎて有毒とのことでした。

そのため、アイヌ語で「カムイワッカ」とは生物が生息できない”魔の水”という解釈もされているそうです。

尖って見える山は、カムイワッカ川の源流となる活火山”硫黄山”です。

いよいよ、知床岬!

先っちょロマンを感じます。奥に薄く見えているのが北方領土問題に揺れる国後島。

国後島の南は根室半島からも見えるらしいのですが、北側がみえるのはここだけ!

近いのに遠い島だ…と思った瞬間。

googleマップで見てみると

おおお!これはテンション上がります。

幼児連れ、どうなる?

3~4時間のクルーズを、果たして幼児は耐えられるのか…!?

心配ですよね。我が家も2人の幼児連れ。

諦める?…いや、でも母は乗りたいぞ!

船内は広く、歩きまわるだけでも探検みたいで楽しめます。

子ども用の塗り絵コーナーも用意されていて、しばらくそこで集中してました。

船員さんになりきれる帽子や制服もあります。

その他、ぐずり対策として準備していったものはこちら。

・「ベビーブック」などの遊べる雑誌。

・お気に入りのおもちゃ。

・お菓子や飲み物。

最終手段は…仕方ない、Youtubeです。

見逃しても大丈夫。往復なので、帰りに見るチャンスもあります。

長い船旅なので、帰りはしばらく寝てました。

結論は、なんとかなりました!ですね。笑

船酔いは?

若かりし頃は、乗り物酔いとは無縁だった私。

30歳にもなると、そうはいきません。

船旅では、いつも酔い止めを飲みますが、この日は忘れてしまいました。

行きも帰りも、知床半島が見える側に人が集まるので船は傾きます。

酔い止めは飲んだ方がいいと思います。

ただ、前日8時間の睡眠をとっていったのが良かったのか、私は比較的軽症で済みました!

睡眠、とても大事です。

天に続く道

14:00頃、知床クルーズを終えました。

宿に戻るまでにもうひと観光したい時間。

「天に続く道」を訪れました。

昨年訪れた、日本一の直線国道12号線が、ちょっと残念だっただけにあまり期待していなかったのです。

思っていた以上に、天に続いていました。

道端に、木製の簡単な展望台があります。

気分は奥田民生です。

走ってみると、意外と普通の道ですが、起点の場所からの風景は一見の価値ありです。

知床のお土産

天に続く道の後は、お土産購入。北の道の駅「うとろ・シリエトク」へ。

シリエトク…“しれとこ”か!シリェトゥク!みたいな発音なのでしょうか。

「アイヌ語」をもっと身近に感じたいけれど、話せる方が数人しかいらっしゃらないのだそうです。

幻の言語にならないで欲しいなぁ。

そんな道の駅で購入したグッドな(自分への)お土産をご紹介。

知床と言えば鮭。スモークサーモン。

塩加減が薄めで美味しい!その他、鮭のたたきや昆布〆。

こちらは北見のハッカのバスソルトですが、これが面白い。

お風呂が美瑛の“青い池”状態に。ちょっと神秘的で不気味なお風呂になりました。

さいごに

今日は、北海道道東の旅2日目をご紹介しました!

これぞ北海道、という壮大な景色を見ることができました。

流氷のオホーツク海もいつか見てみたい!

行ってきたよ!の記事がかけたらいいなぁ。

ヒグマが見られるかもしれない夏の知床、ゆったり船旅で楽しんでみてはいかがでしょうか。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

   
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