ギター初心者の基礎練習はいらない?基礎練習だけでOK?

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ギターを始めたばかりのあなた!

練習方法を調べると「基礎練習が必須!」と書いてあったり、「基礎練習はいらない!」と書いてあったり…色々な情報を目にして混乱しているのではないでしょうか。

この“基礎練習はいるか・いらないか”問題は、一言で片づけられる問題ではありません。なぜなら人によって最適な答えが異なるからです。

でも大丈夫です。この記事で解説することを理解しておくと、「自分には必要かどうか」が判断できるようになります◎

今回は、ギター初心者さんに「基礎練習はいるか・いらないか?」についてのお話です。

この記事の内容を動画でも解説しています。画面中央の再生ボタンを押してご覧ください。↓↓

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基礎練習とは?

基礎練習とは、演奏をスムーズに行ったり上達させたりするために必要な”基本的な練習”のことです。スポーツでいう所の筋トレです。

基礎練習と言っても色々あり、左手と右手、それぞれのメニューがあります。

一般的にギターは左手で弦を押さえ、その指を動かして様々な音を出します。この時、左手指の動きがスムーズだと、演奏がより良くなります。このために行う基礎的な練習メニューも”基礎練習”の1つです。

一方、右手の動きをスムーズにするためのメニューもあります。

このように基礎練習のメニューは色々あり、「指の動きや右手の動きをスムーズにする」「音の並びを体で覚える」等、目的によってどんな基礎練習を行うかが変わります。

そして、曲を演奏する練習以外に、これを日々行う事でギターの基礎体力を育てていくというものです。

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ギターの基礎練習「いる派」「いらない派」の主張

ギターの基礎練習は「いる」のか「いらない」のか、それぞれに主張する人がいます。

それぞれの主張の理由を知らずに、”いる”か”いらない”かを考えることは難しいので、ここでは各主張の理由をご紹介します。

なぜ基礎練習は“必要”なのか?~いる派の主張~

「基礎練習は必要だ」とよく言われますが、これはなぜでしょうか。

その理由はシンプルで、先ほど述べた通り、基本的な力を付けることで上達しやすくなるからです。多くのギタリストが充分な効果があることを経験で感じてきたから、基礎練習は必要だと言われるのです。

スポーツの世界も同じですね。自分の体を上手く使えるようになるためには、基本的な筋力を付けたり、効率の良い身体の動かし方を感覚的に覚えることが必要です。そのために、筋トレなどの基礎トレーニングを行います。

ギターも自分の体を使って行うという点ではこれと同じです。

だから、「ギターを弾くために必要な基本的な筋力や、身体の動かし方を知るべきだ」という事で「基礎練習は必要だ」と言われるのです。

なぜ基礎練習は“いらない”のか?~いらない派の主張~

では、「基礎練習がいらない」という主張はどこから来るのでしょうか。

最大の理由は、練習者本人が基礎練習の目的を意識しにくい事にあります。

基礎練習の内容は、メロディアスなフレーズを弾いたり、実際に曲を演奏したりするものではありません。鳴らす音としては、非常に地味なものになります。そのため、演奏の練習をするよりも面白みがありません。

そして、「この練習がどこに繋がるのか」「何に効果があるのか」がやっている時は分かりにくいのです。これによって練習に身が入らない、という事もしばしば起こります。

では、一体いつその効果が感じられるのかというと、基礎練習の内容を難なくこなせるようになった頃です。しかも基礎練習中ではなく、実際の演奏をしている時にやっと、「ここに効くからあの練習が必要だったんだ!」と実感できるのです。

このことから分かるように、基礎練習をやっている時には「これのためにやっている」と、強い目的意識を持ちにくいのです。それで、「ただ何となくダラダラとやっている」という状態に陥りやすくなります。

このような目的意識を持たない練習は身になりにくいことが問題だというのが、「いらない派」の考えにあります。それならば、「目的がはっきりわかる練習を突き付めてやった方が上手くなれるのではないか」という主張です。

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基礎練習は”いる”けど”いらない”

先述の2つの主張を見ると、どちらにも一理あります。このことついては、やはりスポーツを例にすると分かりやすいです。

私自身、学生時代バスケットボールをやっていたのですが、筋トレが嫌いでした。それでもスポーツに筋肉は必要です。

これだけの理由で、モチベーションを高く保ち続けられる人はそれで良いです。ギターの基礎練習だってやればOKです。

ただ、私は筋トレが“何か”に必要な事は理解していても、それを“自分事”だと捉えて取り組むことが出来ませんでした。

入部したてで「腹筋・背筋何十回を○セット!」と言われるがままやっていた頃は、どうにかラク出来ないかと、ごまかしながらやっていたような感じでした。ただただ時間が早く過ぎるのを祈りながらの筋トレ‥‥。

これでは、必要な筋肉を付けるという充分な結果が得られないですね。

しかし、次第に自分のチーム内での役割が明確になると、「3ポイントシュートを打つためにここの筋肉を鍛えたい!」などと自ら筋トレを行うようになりました。こうなると、効率よく上達できそうですよね。

これと同じで、ギターなら「この基礎練習は、どのような演奏に効くのか」という事を考えながらやる事で、基礎練習の効果を発揮することが出来ます。

その一方で、“ズル”しながらの筋トレをやっているくらいなら、プレーで自分に必要な事は何なのかを早く自覚した方が、自分の成長には有意義であるという面も確かにあるのです。

つまり、基礎練習は効果があるのは確かだから“いる”のだけれど、やる意味も分からず時間を潰すだけの基礎練習は“いらない”のです。

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結論:ギター“初心者”にはいらない

これらの意見を踏まえた上で結論を言うと、“最近ギターを始めたばかりの初心者”さんにとっては、基礎練習はいらないと言えます。

ただし、初心者と言っても幅があります。つい最近始めたばかりの人から、少し弾けるようになってきたけど「自分はまだまだ初心者だ」と思っている人まで「初心者」と言えるでしょう。

この中で基礎練習がいらないのは、“最近ギターを始めたばかりの初心者”さんです。具体的には「まだコードを押さえたりすることも大変だ」と感じていて、曲を演奏することもままならないような段階の方です。この段階の初心者さんには、基礎練習はまだ必要ありません。

その理由は、ここまで述べてきたように目的が理解できないからです。しかも、その頃は指もまだ動かしにくく、基礎練習の内容をこなすのも大変です。

ギターを始めたばかりの時期は、指が動かなかったり、思った音が鳴らせなかったり…とできないことばかりです。それによって、ただでさえ挫折者が多くなります。

有名ギターメーカーフェンダーのデータによると、“初心者の90%が1年以内に挫折してやめている”とのことです。それほどギター初心者時代はみんな、「いっぱいいっぱい」の状態になるのです。

そこに「なぜやっているのか分からない、しかも大変な基礎練習メニュー」が入るとどうでしょうか。多くの人が「ギターは無理だ…」と思ってしまうでしょう。

だから、最近始めたばかりの人は、まずは少しでもワクワクできるような練習をすることが大切です。

この段階の人は「基礎練習って必要らしいからやらなければ…」と思う必要はありません。ギターを弾けるようになるためには、まず何よりも「やめない事」が最重要です。

弾いてみたい曲にチャレンジするなどして、まずはギターという楽器に楽しみながら慣れていきましょう。

もちろん、人によって進め方は色々ありますから、基礎練習のような地道な練習が好きだと思える方はどんどんやっていきましょう。

でも、そのようなメニューが苦痛に感じる方にとっては、この時期の基礎練習は“いらない”と言えます。

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「基礎練習はやった方が良い!」の罠

「基礎練習はやった方が良い!」というフレーズは、もう耳にタコができるほどよく聞きます。

その言葉に、右も左も分からないギター初心者は惑わされてしまいます。

かつて私もそうでしたが、「やった方が良い」が「やらなければいけない」に聞こえてしまうのです。これがこの言葉の気を付けなければならない罠です。

これは何にでも言えることですが、「やらないよりはやった方が良い」に決まっています。

英語だって「話せるようになった方が良い」ですし、フランス語や中国語だって「練習した方が良い」と言えますよね。それを言い始めたら、何だって「やらないよりは、やった方が良い」のです。

でも、みんながみんな英語を話せるわけではありませんよね。もしかして英語は話せても、フランス語や中国語はどうかわかりません。「英語が話せるようになったから、次は中国語も勉強してみよう」という人もいるでしょう。

ここで考える必要があるのは、「その人にとって必要かどうか」「その時の状況」です。

この基礎練習問題もそれと同じです。

英語を学び始めた人が、中国語も同時並行で勉強するのは厳しいのと同じで、ギターを始めたばかりの人が「やった方が良いから」と言って、全てに手を出す必要はないのです。

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基礎練習をやった方が良い人はこんな人

ここまで解説したように、始めたばかりの初心者さんには基礎練習は不要です。

そうはいっても、基礎練習はやはり「やった方が良い」という事も確かです。なぜなら、目的意識を持って行えば、きちんとその効果が得られるからです。

では、基礎練習をやった方が良いのは、どのような人でしょうか。それは、ギターに慣れてきた段階の人です。

さらに言うと、自分の演奏をについて「もっとこうしたい」等の欲が出てきた段階以上の人です。

「自分はまだまだ初心者だ」と思っていても、コードを押さえて何かしらの演奏をすることに慣れてきた段階以上の方はやると良いです。

以前は「弾けるようになりたい」と思っていたのが、この段階になると「上手くなりたい」という欲に変わってきます。基礎練習はスポーツにおける筋トレと同じですから、上達には効果を発揮します。

もちろんここでも目的意識が大切ですから、なんでもかんでも取り入れてパンクしてしまわないよう、今の自分に必要なメニューを少しずつ取り入れていくようにしましょう。

「この基礎練習メニューは○○に良い」という事を知ったら、「今自分が目指しているのは○○だからこれを取り入れよう」といった感じです。

ただ、この段階にあっても「こうなりたい」などの具体的なことが浮かばない場合もあるかもしれません。その場合は、基礎練習メニューを色々と見て「これは○○に効く」「これは××の時に良い」等を知ることから始めてみましょう。

その中から、自分なりに「やっておこうかな」「そういえば必要かも!」と思えるものをとりあえずやってみるのも良いです。

ですが、「やったら良い効果が得られるよ」というものですから、誰しも“絶対やらなければいけない”ものという事ではありません。

もしあなたが、プロのスタジオミュージシャンを目指している…等の高い目標があるなら、基礎練習は避けて通れません。今はやっていなくても、いずれ必要性に気付く時が来るはずです。

ですが、「何となく弾けたらそれでいいし、どうしてもこういった練習は嫌だ!」という方は、ご自身が必要だと感じるまでやらなくても良いと思います。そういった方は、別の方法で上達を図るのもアリでしょう。

いずれにしても、練習するなら「これができるようになりたい」という目的意識を持ってやらなければ意味がありません。

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基礎練習だけやってればOK?

基礎練習は、上達に効果があります。

では、ある程度弾けるようになれば、それだけを練習しておけば良いのでしょうか?答えは、NOです。

なぜかと言うと、基礎練習の効果を感じられるのは、実際の演奏をしている時だからです。

基礎練習の効果は「そういえば、以前よりこのテクニックがやりやすくなっている」というような、ふわっとした感じで現れます。このことから分かるように、時々基礎練習の効果を実際の演奏で確かめる必要があります。これもスポーツの筋トレと同じですね。

筋トレばかりやっていて、何年もゲームをやっていなかったら、プレーが上手くなっているのかどうかも確かめられません。筋トレの効果を実際のプレーで感じることで、その必要性を理解できます。

そしてまた、明日からの練習や筋トレの方向性を決めていくことになります。このように、基礎練習と実際の演奏の2つを平行して行うからこそ、効果を実感し、発揮できるのです。

だから、ギターの基礎練習も、それだけをやっていたらOKという事ではありません。それではただ「基礎練習がうまくなるだけ」です。

ただ、時間がない時の練習として、「今日は最低限、基礎練習だけでもやっておこう」というのはOKです。基礎練習はいつか来る本番(実際の演奏)のための練習、という事を忘れないようにしましょう。

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ギター初心者の基礎練習はいらない?基礎練習だけでOK?:まとめ

ここまで、ギター初心者さんに「基礎練習はいるか・いらないか」という事について解説してきました。

ざっとまとめると…

初めたての初心者さんにはいらない。そこまで手が回らないから。

・目的意識を持った基礎練習に効果があることは確か。ギターに慣れてきた人は、必要に応じたメニューを取り入れていくと良い。

・ただし、個人の目標に合わせて、取り入れるかどうか決めれば良い。

このことを押さえておけば、「今の自分にとって、基礎練習はいるのか、いらないのか」という疑問への回答もおのずと分かってくるはずです。

尚、ただいまギター初心者さんに向けて無料レッスン動画を配信中です。以下のリンクよりお受け取りいただき、ぜひ日々の練習にお役立てください。

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参考になれば嬉しいです。

B型さん

   
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