こんにちは!シンガーソングライターのB型さんです。

あなたは「フィンガーイーズ」というものを知っていますか?
これは、ギター弦潤滑剤と呼ばれるもので、弦の滑りをよくするものです。
私は学生時代に、「周りの人が使っているから、必要なものなんだろう。」と、使い始めました。
使用法を調べることもなく、ただ何となく使っていたのです。
でも、上手に付き合っていくためには、知っておくべきことがいくつかあります。
ということで、今日はフィンガーイーズの使い方や注意点を解説していきます。
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フィンガーイーズとは?
まず、フィンガーイーズとは何かを解説しておきましょう。
これです。

ギター弦の潤滑剤で、
・ギター弦の汚れ、サビの除去
・弦をサビを防ぎ、長持ちさせる
・指の滑りをよくする
などの働きがあります。
黒いキャップを取るとスプレーになっていて、中の液が噴射される仕組みです。
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使い方
それでは、使い方を解説していきます。
準備するものは、以下の2つ。

・クロス(ギターを拭くための布)
・フィンガーイーズ
まずはクロスで弦を拭き、汚れを大まかに取り除きます。
次に、フィンガーイーズをクロスに吹きかけ、それで弦を拭きます。
「スプレーなんだから直接ふりかけて、クロスで拭けばいいんじゃないの?」と思うかもしれません。
実際にそのように使用する人もいます。
かく言う私も、以前は指板に直接スプレーしていました。
でも、これはあまりおすすめしません。

指板への悪影響がある…とも言われているからです。
他の方法として、
・指にスプレーしてから演奏する。
・弦と指板の間に布などを挟み、直接指板にかからないようにする。
というのも聞いたことがあります。
自分に良い方法を試してみるといいですね。
まず一般的なやり方として、クロスにスプレーし、弦だけに付ける方法を覚えておきましょう。
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指板への悪影響とは?

先ほど、指板に向けて直接スプレーすると悪影響がある、という話をしました。
それについて触れておきたいと思います。
この「フィンガーイーズ」という製品には「シリコン」という成分が入っています。
直接スプレーすることで、このシリコンが木製である指板(弦が張ってある面)に染み込みます。
そうすると、
・指板が弱く、もろくなってしまう。
・フレット(指板に打ち付けられた金属の棒)が浮いてしまう。
と言われています。
これらが悪影響の内容です。
でも、これまで直接スプレーしていたからといって、ショックを受けなくても大丈夫です。
そこまで神経質になる必要はないでしょう。
なぜならこれは、「悪影響があるかもしれないよ。」というレベルの話だからです。
この商品は1963年の発売から、多くのミュージシャンに使用されてきました。
すぐに影響が出るものであれば、ここまで支持を得られなかったではずです。
この結果を受けて、「じゃあ大丈夫だろう。」と思うのであれば、直接スプレーする方法を続けても良いでしょう。
ただ、私は以前の方法を改めました。
万が一影響が出てしまった場合、修理にもお金がかかります。
なので「ギターがもろくなるかもしれないけど、やってみよう!」と博打(ばくち)のようなことはできません。
それに、できればそんな問題は起こらないほうが良いですよね。
ということで、クロスに付けてから弦を拭く方法に改めたのです。
今、指板がスプレーでベタベタになるほど付けているという人は、使い方を見直すことをおすすめします。
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使う、使わないは個人の好み

そもそもフィンガーイーズは、必須なのか?という意見もあるでしょう。
結論から言えば、必須ではありません。
私はこの商品をギターケア用品として、必須だと思っていました。
けれどそうでもないのです。
使用するかどうかは、「付けた後の弾き心地が気に入るかどうか」で決めるのが良いでしょう。
これはかなり好みの分かれるところです。
つるつるになるので、滑りやすくて弾きにくい…という人もいれば、
これがなければもう弾きたくない!という程のヘビーユーザーもいます。
滑り具合が気に入るかどうかがポイントです。
その結果、私は「無くても良い」という結論に達しました。
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私の使い方

「直接スプレーするのは良くない。」という事を聞いてから、私はフィンガーイーズの使い方を改めました。
以前は、練習前後にギターケアとしてスプレーしていましたが、それをやめました。
使用感もそれほど好みだったわけではないので、今は基本的に使わない生活をしています。
この生活になってから、不便を感じたことはありません。
比較的よく弦を変えていますし、指が滑りにくくて弾きにくい、ということもありません。
使用する時は
・海近くでのライブ後
・汗びっしょりで演奏した後
などです。
このような場合は、海の潮風や汗に含まれる塩分で弦がサビやすくなります。
ですので、使用後に「汚れを落とし、サビを防ぐ」目的で使います。
また、その日のコンディションで、「もうちょっと滑りよく演奏したい」と思うことがあります。
そんな時には、たまに使うこともあります。
もちろん、いずれの場合もクロスに付けてから弦を拭く方法で使用します。
その他の場合は、基本的にはクロスで汚れを拭きとるだけで、使用していません。
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まとめ
ここまで、フィンガーイーズの使い方と注意点について解説してきました。
要点をまとめると、
・直接スプレーすると、指板が弱くなったり、フレットが浮いたりする可能性がある。
・使うときは、スプレーを付けたクロスで弦を拭く。
・使う使わないは、弾き心地の好みで決めればOK。
ということでした。
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この記事が参考になれば幸いです。
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました!
B型さん

