ギターのペグを回す向き、方向・チューニング時のペグの回し方

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ギターのチューニングをする時に“ペグ”というところを回して音を調節しますよね。

このペグを回す向きが分からなくて「どっちに回すの?」と混乱してしまうことはありませんか?このせいで「チューニングするのが怖い」と感じることもありますよね。

回す方向は、ペグがついている向きによって異なります。これをきちんと覚えて、びくびくしながらのチューニングとおさらばしましょう◎

今回はチューニングや弦交換時のペグの回し方や回す方向について解説していきます。

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とりあえず覚えておくべきは“締める時にペグを回す方向”

ギターのペグの回し方を考える時に「こっち向きが締める方で、こっちが緩める方…」と両方のことを考えると混乱しやすくなります。

ですから、まずは締まる向きだけを優先して覚えてしまいましょう。緩める方向は当然“その逆”という事になりますから、締まる方向だけ覚えておけばOKです。

6、5、4弦を締める時に回す向き・ペグを回す方向

まずは、6・5・4弦を締める時の方向についてです。6・5・4弦というのは、向かって左側、6本の弦のうち太い方のことです。つまり、ギターを抱えた時に上側に来る方で、下図赤で囲った方です。

こちら側のペグを締めたい時、つまり音を高くする時は『反時計回り』に回します。

ペグを親指と人差しでつまみ、親指で向こう側にクイッと回していくイメージです。

3、2、1弦を締める時に回す向き・ペグを回す方向

次に、3・2・1弦を締めて音を高くする方向についてです。

3・2・1弦は、向かって右側、6本のうち細い方の3本で、下の写真のようにギターを抱えた時に下側に来る方です。

こちら側は6~4弦とは逆向きで、締めて音を高くするときは『時計回り』に回します。

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ギターのペグを回す方向を覚えるコツ・回し方

ここまでのことをまとめると

・上側は反時計回りに回すと締まる

・下側は時計回りに回すと締まる

という事でした。

ただ、文字だけではなくイメージと共に覚えられれば、もっとわかりやすくなりますよね。ここではペグを回す時のコツをお話します。

そのコツとは“ペグの持ち方”にあります。ギターを抱えた時に上側に来る6~4弦のペグを回す時は、次の写真のように手の甲を上向きになるように構える方がほとんどだと思います。

そうして、親指で向こう側に押していくように回すと締まっていきます。ポイントは、次にご紹介する3~1弦の、下側のペグを回す時のつまみ方です。多くの人は、この下側のペグを回す時に混乱します。

この時、上側のペグを回す時と同じように手の甲を上にするのではなく、下側のペグを回し始める時、次のように手の甲を下にして構えるようにします。

そして、親指で向こう側に押していくようなイメージで、ペグを回していきます。このように構えると、上側も下側も“親指を向こう側に押していく向きに回すと締まる”という事になります。

つまり、この構え方を頭に入れておいた上で「親指を向こう側に押していく方が締まる方向」と理解しておけば、イメージで覚えやすくなります。この構え方を頭に入れておけば、上下共通して“ペグを親指で向こう側に押していくと締まり”、“親指を手前に引くように回すと緩む”ということが直感的に分かるようになるという事です。

ただ、下側のペグは、上側に比べて回しにくいです。そのため、場合によっては手の甲を上にして回すこともあります。ですが、回し始める時の構え方は「手の甲が下側に来るようにする」と覚えておくと良いでしょう。

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それでもわからなくなってしまった時の対処法

ここまで、ギターペグの回す方向について解説してきました。そうはいっても、初めはやはり混乱することがあるでしょう。そんな時は焦らず、少し回してみて音が高くなっているか、低くなっているかどうかを耳で確認してみましょう。

それで高くなっていれば“締まっている”ことが分かりますし、逆に低くなっていれば“緩まっている”ことが分かります。このように耳を使って、締まっているかどうかを確認するようにすると、ペグをどちらに回せばいいのかが感覚的に分かるようになってきます。

この作業をする時、「回しすぎて弦が切れてしまったらどうしよう…」と不安になることがあるかもしれません。

ですが、少し回しすぎたくらいで弦が切れることはまずありません。耳を澄まして少しずつ回せば大丈夫ですから、混乱してしまった時はこの方法を思い出してみてください。

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ギター弦のチューニング時などのペグを回す向き・”締める・緩める”方向:まとめ

今回は、ギターペグの回す方向について解説してきました。

・締める、緩める方向を一度に覚えようとすると混乱しやすいため、まずは“締める”方向だけを覚える。緩まるのは「その反対」と認識しておけばOK。

・ギターを抱えた時上側になる6~4弦は、反時計回りに回すと締まる。下側になる3~1弦は時計回りに回すと締まる。

・ペグを回す時の構え方を工夫するとイメージで覚えやすくなる。上側のペグは、手の甲が上に来るように構え、下側のペグは手の甲が下向きに鳴るように構える。そうすると、親指で向こう側に押していく方向が締まる方向であることを覚えやすい。

・それでも混乱してしまった時は、落ち着いて自分の耳を使って判断する。少し回して音が高くなったと感じたら“締まっている”、逆に音が低くなったら“緩まっている”と判断することができる。

ペグを回す方向は“締めたり緩めたり”という事や“上下のペグのどちらか”というように、色々なことを考えなければならないから混乱してしまうのです。

ですから、まずは今回ご紹介したように、“締まる方向だけ”を覚えておきましょう。そうすれば混乱しにくくなります。

ゆっくり慌てず対処すれば大丈夫です。恐がらず、少しずつペグを回してチューニングを行いましょう◎

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この記事が少しでも役立てば嬉しいです。

B型さん

   
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