ギターの弾き語り!初めてのリズム譜の読み方

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こんにちは!シンガーソングライターのB型さんです。

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ギターを弾きながら歌う「弾き語り」をしている人は、今までに一度は「リズム譜」に出会ったことがあるでしょう。

「リズム譜」とは、どのようなリズムで演奏するのかが示された楽譜です。

このリズム譜を読むのに苦戦している…という人は多いですよね。

私も本当に苦手でした…。正直、今でもあんまり得意ではないです。笑

音符や休符の長さなど、小学校で習ったことがあるけど…。

その知識を、実際に演奏するときに生かせないんですよね。

しかし、私はリズムを歌いながら演奏することで、音符に慣れることができました。

ということで今回は、リズム譜を読むために私が実践してきた、「音符や休符に読み方を付ける方法」をご紹介します。

↓この記事の内容を動画でも解説しています。画面中央の再生ボタンを押してご覧ください。

表で音符・休符を覚えるだけでは、演奏できない

音符の長さを学ぶとき、このような図を見ることがあると思います。

これは、全音符・全休符の長さを「1」としたとき、それぞれの音符や休符がどのくらいの長さであるかを示した図です。

全音符・休符を1とした時、「2分音符」と「2分休符」は、その2分の1の長さ(つまり半分)。

「4分音符」と「4分休符」は4分の1。

「8分音符」「8分休符」は8分の1。

「16分音符」「16分休符」は16分の1。

ということです。

 

しかし、この一覧表を覚えただけで演奏ができる!というわけではありません。

例え音の長さを頭で理解できていても、実際に口で歌うことができなければ、ギターで再現することはできません。

ですので、音符の長さを声に出して理解することが大切です。

例えば「ジャン ジャン ジャン ジャッチャカ」というような感じですね。

私もそうですが、ギターを弾く人は、このようにリズムを声に出して確認することがあります。

こうすると理解した楽譜をギターで再現しやすくなるからです。

なので、リズムを口に出せるようになることは、ギターを演奏する上でとても大切なことなのです。

そうは言っても、音符をどのように表現すればよいか分からない…という人もいるでしょう。

そこで今回は、ギターストロークのリズムを取るための「読み方」を紹介していきたいと思います。

基本の音符・休符

まず、よく出てくる「基本の音符と休符」を見ていきましょう。

これから解説するものを表にしました。

これらを順に見ていきましょう。

4分音符

これは4分音符と言います。「ジャン」と読みましょう。

それでは、これは何と読むか考えてみましょう。

「ジャン」が4つで、「ジャン ジャン ジャン ジャン」ですね。

以下の音声のような感じです。

8分音符

4分音符に、チョロっと旗が付いたものが8分音符です。

先ほど紹介した4分音符の半分の長さで、「ジャ」と読みます。

 

これが2つ続くと、次の図のように繋げて表記されます。

これは「ジャカ」と読みましょう。

 

8分音符が、3つ続く場合はこのように表記されます。

これは「ジャカジャ」と呼びましょう。

前に出てきた「ジャカ」と「ジャ」が並んでいるため、このようなリズムになります。

 

8分音符が4つ続くと、このように表記されます。

これは「ジャカジャカ」と読みましょう。

 

ここまで4パターン紹介しましたが、8分音符は、

を最低限覚えておきましょう。

これらを覚えておけば、8分音符がいくつ並んでも読めます。

1、3、5…のように奇数個並べば「ジャ」、2、4、6…のように偶数個並べば「ジャカ」で終わります。

16分音符

この、8分音符の旗が2つになったものが16分音符です。

16分音符は、8分音符の半分の長さで、「チャ」と読みます。

 

これが2つ並んだ場合は、このように繋がります。

これは「チャカ」と読みましょう。

 

3つ並んだ場合は「チャカチャ」。

4つ並んだ場合は「チャカチャカ」と読みましょう。

文字だけ見れば、8分音符と読み方が変わっただけのように見えますね。

 

しかし、これらは音の長さが異なります。

前でも言ったように、16分音符(チャ)は8分音符(ジャ)の半分の長さです。

つまり、下の図のように、8分音符「ジャ」は、16分音符2つ分の「チャカ」と同じということになります。

さらに言うと、「ジャカ」と「チャカチャカ」の長さは同じ、ということになります。

次の図のようなイメージです。

音声で確認してみましょう。

まず、以下の8分音符のリズムを聞いてみましょう。

手拍子を4回打つうちに「ジャカ」が4回聞こえますね。

次に、以下の16分音符のリズムを聞いてみましょう。

手拍子4回打つうちに「チャカ」が8回聞こえます。

これらの音声からも、16分音符が8分音符の半分の長さであることが分かります。

8分音符と16分音符が合体したもの

ギター弾き語りのストロークリズムでは、16分音符は、8分音符とセットになって出てくることが多いです。

ですので、次の図のように16分音符だけが連続するようなリズム譜は、あまり見かけません。

下の図のように、8分音符と16分音符がセットになっているものがよく出てきます。

この並びは非常によく見かけるものです。これは「ジャッチャカ」と読みましょう。

以下のリズムを音声で確認してみましょう。

タイ

リズム譜には、しばしば「タイ」という記号が現れます。

下の図、部分のようなものです。

これは「タイ」で結ばれた前と後ろの音を繋いで演奏してください、という意味です。

タイが付いていない場合は、「ジャン ジャカジャカジャカ」という読み方になりますね。

しかし、タイが付くと2つの音が繋がります。

この場合は、8分音符が2つ繋がることになります。

なので、この部分が4分音符1つ分の音の長さになり、下の図のように「ジャン」と読むことになります。

「あれ?今までの説明通りに読めば、ジャン ジャカンカジャカになるのでは?」と思った方もいるでしょう。

それは、正解です。

ただ、口に出してみたとき、「ジャン ジャカンカジャカ」では読みにくさを感じますよね。

なので、読みやすさを重視した結果「ジャンジャジャンジャジャジャ」になっているというわけです。

ここで紹介している読み方は、あくまで「リズムを取りやすくするための読み方」です。

ですから、読みにくさを感じる場合は、このように読み方が変えると良いですよ。

休符

休符とは、一時的な音の休止を示す記号です。

これがあるところは「音を出すのを休みましょう!」ということですね。

弾き語りのリズム譜では、主に4分休符と8分休符が登場します。

なので、まずはこの2つを押さえておきましょう。

4分休符

これは4分休符と言います。

4分音符(ジャン)と同じ長さで休んでください、という記号です。

休むってどんな感じだろう?と思いますよね。

 

1つ例を挙げてみますね。。

幼稚園などで、カスタネットやタンバリンなどを叩いた時のことを思い出してみましょう。

その時に先生が、「ウンタン!ウンタン!ウンタンタンタン!」というようにリズムを取りますよね。

こんな感じです。

この音声をリズム譜にすると以下のようになります。

これを見ると、4分休符を「ウン」と表現していることがわかります。

この例に習って、4分休符は「ウン」と読みます。

8分休符

8分音符「ジャ」と同じ長さで休んでください、という記号です。

これは「ウ」と読むことにしましょう。

 

8分休符(ウ)の長さは、4分休符(ウン)の半分です。

ですので、次の図のように8分休符が2つ並んだときは、4分休符と同じ長さになります。

全く同じ長さなので、4分休符と同じように「ウン」と読んでしまいましょう。

長い音符・休符

ここでは、長く伸ばしたり休んだりする、音符や休符について解説していきます。

それぞれの「読み方」を次の図にまとめました。

ギター弾き語りでは、4分、8分、16分音符を使用してリズムを取ることが多いです。

しかし、曲によっては、音を長く伸ばしたり、長く休んだりすることもあります。

その時に使われる休符や音符を見ていきましょう。

2分音符

白い丸に棒が付いたこの音符が2分音符です

2分音符は、4分音符の2つ分の長さと同じです。

こういうことですね。

「ジャンジャン」と同じ長さということです。

けれど、2分音符を「ジャンジャン」と読むと4分音符を2回弾いてしまいそうになりますね。

なのでこれは「ジャンアン」と読みましょう。

全音符

これは、下の図のように、4分音符「ジャン」が4つ並んだ時と同じ長さです。

4分音符を4つ数えるイメージを持ちながら「ジャーアーアーアン」と読みます。

4カウント音を伸ばすことから、「ジャン・2・3・4」のように言うこともあります。

2分休符

図のように、横線から上向きに出っ張っているのが「2分休符」です。

以下の音声のように「イチニイ」と読みます。

2分音符(ジャンアン)や4分音符2つ分(ジャン ジャン)と同じ長さで休みます。

なので「ウン ウン」でも良いですが、このように「イチニィ」と読む人が多いです。

全休符

図のように上の横線から、下向きに出っ張っているのが全休符です。

以下の音声のように「イチニィサンシィ」と読むことが多いです。

全音符(ジャーアーアーアン)と同じ長さで休みます。

付点がつく音符

音符に、小さな点が付くことがあり、これを「付点(ふてん)」といいます。

これが付くことで、その音符が示す音の長さが1.5倍になります。

付点4分音符

これは「付点4分音符」です。単体では「ジャーン」と読みます。

4分音符に点が付いたものなので、「4分音符の1.5倍の長さにしてください」ということです。

1.5倍とはどのくらいかと言うと…

4分音符は、8分音符2つと同じ長さでしたよね。

なので、4分音符の1.5倍は、8分音符3つと同じ長さということになります。

図にするとこうなります。

しかし、これ単体では読み方をイメージにくいという難点があります。

この後には8分音符が続くことが多いので、下の図のように、セットでの読み方を知っておくと良いでしょう。

音声で確認してみましょう。

付点2分音符

これは「付点2分音符」です。

2分音符に点が付いたものですから、「2分音符の1.5倍の長さにしてください」ということです。

どのくらいかと言うと…

前にも述べたように、2分音符は、4分音符2つ分でしたよね。

なので、2分音符の1.5倍とは、4分音符が3つ分ということになります。

4分音符3つ分音を伸ばすということで「ジャー アー アー」と読みます。

音声で確認してみましょう。

3連符

3連符(れんぷ)とは、「3つの音がセットになるように演奏してください」という指示です。

まず、以下の音声でイメージを掴みましょう。

「ジャ」が何となく3つずつセットになっているような感じがしませんか?

この感じが3連符が表すところです。

4分音符を3つに分ける3連符

まず、4分音符を3つに分ける3連符について解説します。

上の図のように8分音符が3つ並んでいる上に、3と書かれているものがそれです。

見た目は8分音符ですが、その長さで演奏するのではありませんので注意しましょう。

これは、「4分音符1つ分の長さに、同じ長さの音が3つ入る」ことを示しています。

音の長さは、下の図のように表すことができます。

例えば、4分音符4つ分の場合、このように表記されます。

これを音声で聞いてみましょう。

手拍子が4回、「ジャ」が3×4回聞こえてきたと思います。

つまり、手拍子を1回打つ間に3回「ジャ」といっているのです。

これが4分音符を3つに分ける3連符です。

4分音符2つ分を3つに分ける3連符

 

4分音符2つ分を3つに分ける3連符とは、上の図のようなものです。

これも、先ほどの3連符と同じく、3つの音を1セットにするようなイメージで演奏します。

しかし、この場合は、少しリズムが取りにくいので注意が必要です。

上の図のように、3つ並んだ4分音符の上に、3と書いてあるものを「2拍(はく)3連(れん)」と言います。

2拍とは、4分音符2つ分の長さ(2分音符1つ分)です。

3連とは、同じ長さの音符が3つ続くことです。

つまり、「2拍3連」というのは、

「4分音符2つ分の長さ(2分音符1つ分)の中に、同じ長さの音を3つ入れてください」ということです。

図で表すと、このようになります。

文字だけでは、理解しづらいので音声で確認してみましょう。

以下のリズムを音声で再現しました。

4分音符を手拍子で、3連符を口で表現しました。

音声の中で、手拍子が4回鳴っていますね。

その間に「ジャ」が6回聞こえるでしょう。

もっと細かくすると、手拍子を2回打っている間(2拍)に、3回ずつ「ジャ」と言っている(3連)のです。

これが「2拍3連」のリズムです。

 

3連符は、3つの音が1セットになるというイメージを持っておかなければ、演奏できません。

ですので、是非「音」で理解しておいてください。

まとめ

ここまで、弾き語りを始めたときによく出会う、音符や休符の読み方について解説してきました。

しかし、これらは必ずしも、今回紹介した読み方でなければならない、というものではありません。

演奏していて「どういうリズムか分からない…」と行き詰まったときに、参考にして頂ければ幸いです。

頑張ってください!

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

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