ギターの“シャッフル”ストロークって?どんなリズム?練習してみよう

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ギターを弾いていると、「シャッフル」という言葉を聞くことがあるかもしれません。

聞き慣れない言葉ですが、これは“シャッフルビート”という、ポップスなどでもよく使われる特徴的なリズムのことです。

これを知っていると、演奏の幅も広がりますし、こなれた演奏ができるようにもなります。

ということで今回は、ギターの“シャッフルビート”のリズムの解説や、そのストローク方法などを解説します。

↓この記事の内容を動画でも解説しています。画面中央の再生ボタンを押してご覧ください。

“シャッフル”とはどんなリズム?

“シャッフル”とは、端的にいうと「ハネるようなリズム」のことです。「スウィング」ということもあります。

例えば、ハネていないリズムを「ジャカジャカジャカジャカ」とするなら、ハネたリズムは「ジャッカジャッカジャッカジャッカ」という感じになります。これが、シャッフルのリズムです。

ギターの楽譜の冒頭に、以下の赤で囲んだ部分のような指示があることがあります。

これが「シャッフルのリズムで演奏してくださいね。」ということを表す記号です。このシャッフルというリズムがどういうものなのかを、次の項から詳しくひも解いていきます。

シャッフルのリズムは3連符が基本

シャッフルのもとになっているのは「3連符」というリズムです。なので、まずは3連符を理解しましょう。

先ほどのシャッフルのリズムを指示する記号を見て、「“3”って何?」と思った人もいますよね。

この「3」は、3連符を表す数字です。3連符は、次のように表します。

これは、ある音符を3等分することを意味します。さらに次の記号を見てください。

これは、8分音符2つ分を3等分することを意味しています。つまりこれは「8分音符2つ分を3連符で演奏してください」という意味です。

さらにかみ砕いて言うと、通常の8分音符2つ分は「タタ」というリズムになりますが、この楽譜ではそれを言い終わるまでの間に「タタタ」と言うリズムにしてくださいね、ということです。

実際に下の図を見て声に出してリズムを確認してみましょう。通常の8分音符で演奏した場合は次のようなリズムになります。

ところが、下図で赤で囲った部分のように、3連符の指示が表記されたとします。

これは先ほども解説した通り、「8分音符2つ分を3連符で演奏してください 」という意味になるので、8分音符2つ分に3つ「タ」を詰め込むことにります。

そのためこちらは、次のように「タタタ タタタ タタタ タタタ」というリズムになります。

このように、ある音符を3等分したものが「3連符」と呼ばれるものです。シャッフルのリズムは、この3連符が基本となっていますので、これを踏まえた上で次の項を読んでいきましょう。

3連符からシャッフルに

では、シャッフルについて解説していきます。先ほど、以下の3連符のリズムについて解説しました。

この3連符のうち、次の図のように前の2つを合わせた長さで演奏するのが、今回の「シャッフル」です。

このように前の2つが合わさるので、その分音を伸ばすことになります。3等分したうちの2つをくっつけるんですね。

こうすると「タタタ」から、「タータ」というリズムになります。

ここで、「シャッフルで演奏してね」という意味の記号が記された譜をもう一度見てみましょう。

これは「8分音符2つ分をシャッフルのリズムだと思って演奏してください。」という意味ですから、これを見落として普通の8分音符として「タタタタタタタタ」と演奏してしまうと、「あれ?なんか違う?」ということになります。

この指示がある場合は、実際には先ほど解説したように演奏する必要があります。文字で表すと次のようになります。

これを見ると「いちいち冒頭の記号で示さずに、その都度1個ずつ書いてくれればいいのに!」と思う人もいるかもしれません。

ですが、それをやると楽譜がごちゃごちゃとして見にくくなってしまうので、こうやってまとめて冒頭に書いてある、というわけなんですね。

弾いてみよう!弾き方のポイント

ここからは、先ほどの譜例を使ってシャッフルの弾き方や弾く時のポイントを見ていきましょう。

これを練習する際、まずは上の図で赤く囲んだ部分のシャッフルの指示を無視して弾いてみることがポイントです。初めからシャッフルで弾くことに挑まず、まずはシャッフルは無視して普通の音符として演奏するということです。

つまり「ジャッカジャッカジャッカジャッカ」ではなく、まずは普通の8分音符として「ジャカジャカジャカジャカ」と演奏しましょうということです。

この場合、次のように上から下に弾くダウンストロークと、下から上に弾くアップストロークを交互に行って演奏します。

それができるようになったら、今度はそれをハネるように弾いてみて、シャッフルのリズムに変えていきましょう。ここでも腕の動きは先ほどと同じように、上下交互に動かします。

この時、ダウン(↓)の動きを大きめにし、アップ(↑)の動きを小さくすることがポイントです。

また、ギターを持たずにこのリズムを取る練習をすることもポイントです。つまり、このシャッフルのリズムを、エアギターのように手だけを振って練習するんです。

さらに、「ジャッカジャッカ」や「タータタータ」などと声に出しながらやるとよりわかりやすいでしょう。

まとめ

今回は、シャッフルのストロークについて解説してきました。

・シャッフルは、「ジャッカジャッカ」とハネるようなリズムの事。

・シャッフルのリズムは3連符が基本になっている。そのうちの前の2つがくっついたものが“シャッフル”。

・まずは、シャッフルを無視して弾けるようにし、その後ハネさせることでこのリズムを習得していこう。

・ダウンストロークの動きを大きめにすることがポイント。

・まずはギターを持たずに、手を振ってシャフルのリズムを理解しよう。

このシャッフルのリズムは、様々な曲に使われています。ですので、これをマスターすると演奏の幅も広がります。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

B型さん

   
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