こんにちは!シンガーソングライターのB型さんです。
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突然ですが、3ピースバンドって好きですか?
私は大好きです!
最小限の人数で、使えるものを使いこなして音楽を作る。
そういうところがとても面白いんです。
私自身女性3人のバンドを組んでいましたので、女性ボーカルの3ピースバンドというとついつい聴いちゃいます。
今日は私B型がおすすめする、女性ボーカルの3ピースバンドをご紹介します!
この記事と同じ内容の動画をYoutubeでも公開しています。
チャットモンチー
2005年に、アルバム「chatmonchy has come」でデビューしたチャットモンチー。
分かりやすいメロディーに、飾らない素朴な歌詞。
すぐにファンになりました。
“女の子”を歌っているけれど、かわいいと言ってくれるな!という雰囲気が出ているところに、カッコよさも感じていました。
実際にインタビューで、Bassのアッコさんが「ガールズバンドって言われたくない。」と答えていたんですね。
一方、高校時代から「ミュージシャンになる!」と決めていたGt&Voのえっちゃん。
進学調査票を白紙で提出というエピソードもあり、腹の座ったカッコよさを感じました。
当時私は、バンドって“轟音でカッコよくなくちゃいけない”っていうイメージを何となく持っていて…
チャットモンチーは、それをいい意味で壊してくれて、私もバンドやってみよう!と思わせてくれました。
ギターソロに入ったら、音が薄くなるんだけれど、なぜかそれがちょうど良い感じに思えるんです。
少ないコードで、壮大な曲に仕上がっているものもあって、本当にメロディーメイカーだなぁって思います。
バンドサウンドと言えば、いろんな音が複雑に絡み合って“ガツーン!”とくるものと思っていたんですが、デビューアルバム「chatmonchy has come」は、シンプルで聴いていて落ち着く…。
私はバンド時代、テレキャスを使用していましたが、テレキャスターの音が好きになったのも、チャットモンチーがきっかけでした。
えっちゃんは、本当はレスポールが好きだったらしいけれど。笑
つしまみれ
女性3人ということで、チャットモンチーが出てきた後、密かに「黒いチャットモンチー」とよばれていた“つしまみれ”。
女の子の気持ちを歌うという点では共通しているのだけれど、なにせ黒い。笑
清純な感じではなく、赤裸々で「あらやだ!こんなこと!!」と思っちゃうような変態チックな歌詞です。
海外でも人気があるようで、アメリカの人気アニメ“パワーパフガールズ”とのコラボもしたことがあります。
ちょっと怖い可愛さとカッコよさを持っている雰囲気が癖になります。
男気溢れるロックなサウンドで、パフォーマンスも大胆。
BLANKY JET CITYに憧れていたということで、初期の曲にはそれが垣間見えるようなものもあります。
Gt&Voのまりさんはジャズマスターをかき鳴らし、客席にダイブするし、Bassのやよいさんは演奏しながら、めっちゃ足上げちゃうし…大暴れ。
轟音でロックしている女の子という感じで、カッコイイ女に憧れていた私はたくさんコピーしました。
つしまみれの曲には、演奏しながらセリフを語るものが結構あります。
私は、つしまみれのコピーで「演奏しながらセリフを言う」ということが出来るようになりましたし、滑舌が良くなりました。
今では「なまむぎなまごめなまたまご」なんてへのカッパですよ!笑
ギターをかき鳴らしたい!ライブで激しいパフォーマンスがしたい!見たい!という人は必見です。
GO!GO!7188
2000年にデビューした、女性2人に男性1人の和製ロックバンド。
2002年に発売された「浮舟」を初めて聴いたとき、心臓を撃ち抜かれました。
摩訶不思議な世界観を持っています。
2012年に解散してしまったのだけれど、これからもずーっとバンドでコピーされ続けるバンドじゃないかなと思います。
女性のバンドって、ガールズ○○って言われることがありますよね。
「女性なのにカッコいい」とか、フィルターを通して見られることが多いと思います。
でも、GO!GO!7188は、誰が見てもカッコいい。
男とか女とか関係なく、ただただ“カッコいいバンド”だったと思います。
3ピースバンドって最小限の人数で演奏しなくちゃいけないし、どうしても音が薄くなってしまったり、3人だししかたないよな…と思って見てしまったりする事があるんですね。
でもここが、GO!GO!7188は違うと思うところ。
ものすごい音圧で、3人とは思えない演奏なのです。
ツンととがったきれいな声に独特のこぶしが特徴的なボーカル。
そこに個性的なコーラスラインが心地よい。
ギターもベースもドラムもこれぞロックという演奏です。
使えるもの全てを使って作り出している!という感じ。
特に、アッコさんは私が一番好きなベーシストです。
ベースという楽器をもう少し早く知っていたら、今頃ベースを弾いていたのかな?なんて思います。
それくらい、カッコイイです。
まとめ
今日は、女性ボーカルのおすすめ3ピースバンドをご紹介してきました。
それぞれの持ち味は違うけれど、そこには“カッコよさ”が必ずあるんだなと思います。
可愛さとカッコよさを持ち合わせているなんて、男性には真似できないですよね。
だからこそ存在感もすごい。
そんなふうに思います。
是非聴いてみてくださいね!
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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