エレキギターの各部位の名称やパーツの名前を知ろう!

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こんにちは!シンガーソングライターのB型さんです。

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エレキギターの教則本に、当たり前のように出てくる用語に頭が追い付かない…。

こんなことってないですか?

「ピ…ピックアップ…?」

「ブリッジ??」

カタカナ用語が苦手な私は、「これなんだっけ…?」と思う度に練習が滞っていました。

それぞれの機能や役割もよくわからず進んでしまい、あとで苦労することになりました…。

そんな失敗を防ぐためにも、各部分の名称と役割を、最初に一挙に見てしまいましょう!

今日は、エレキギターの各部分の名称とその機能について解説します。

アコースティックギターの各部位の名称は「アコースティックギターのパーツや各部位の名前、名称」で解説しています。

ヘッド

この部分。

ギターの頭、“ヘッド”です。

ペグ

ヘッドについているこちらは“ペグ”。

弦の音程を調節するときに巻いたり、緩めたりします。

ネック

この長い部分を“ネック”と呼びます。

首っぽいですもんね。

指板・フレットボード

ネックの表面だけを指す場合は、“指板”とか“フレットボード”と言います。

「バレーフォームは、人差し指を指板に寝かせて押さえる。」というような時に使います。

ネックを横から見ると…

このギターの場合は、表面に別の板が貼ってあるのが分かります。

指で押さえる板=指板ということですね。

中には、指板とネック本体が同じ材質の物もありますが、呼び方は基本的に同じです。

ナット

弦を支える部分です。

弦を張るときには、各弦をこの“ナット”の溝にはめて弦を張りましょう。

このナットの部分を“0フレット”と呼ぶこともあります

フレット

指板に入っている金属の棒のこと。フレットバーとも言います。

弦を押さえる場所を示すとき、この“フレット”と言う言葉を使います。

ナット(0フレット)から1つ目のフレットまでの間を「1フレット」、1つ目のフレットから2つ目のフレットまでの間を「2フレット」というように示します。

このように。

 

ポジションマーク

で示したところが”ポジションマーク”。

いくつめのフレットか、ということを瞬時に判別するためのマークです。

「5フレットの2弦!」と言われて「1、2、3…」と数えていたのでは時間がかかります。

ポジションマークがついていることで、押さえるべきフレットがすぐにわかるということなんですね。

3フレットから始まり、5,7,9,12,15…とついているわけですが、これは利便性からです。

高いフレットでは、マークの位置がメーカーによって違うこともあります。

ボディ

この部分は“ボディ”と言います。

くびれがあってナイスボディ。

ギターの本体、ともいえる“ボディ”についているパーツを見ていきましょう。

トップ

ボディの表面をトップといいます。

ピックガード

白い部分がピックガードです。

ボディに傷がつかないようにするためのものです。

ピックのアタックから“ガード”するのですね。

ピックガードが付いていないものもあります。

また、見た目のこだわりから外したり、好きなデザインのピックガードに交換したりする人もいます。

面積が広いので、ずいぶん印象が変わります。

そんな楽しみ方もできるんですね。

ピックアップ

弦の振動を拾う部分です。まさにピックアップ。

ギターの種類によって数が違ったり、ピックアップ自体の形や大きさが違ったりします。

ブリッジ

弦の端っこを固定している部分を“ブリッジ”といいます。

弦の振動をボディに伝える役割をしています。

サドル

ナットと同じように、弦を支える役割をしています。

ブリッジと同じ場所にあるけれど、何が違うの?と思いますよね。

”サドル”は、ブリッジを構成するパーツの1つなんですね。

音程の微調整や、弦の高さを調節する役割を持っています。

ギターによって、その種類は様々です。

コントロール・ツマミ

この丸いコントロール部をご説明します。

コントロールというのですが、“ツマミ”と呼ぶ人も多いです。

ボリューム

弦に近い方がボリュームで、音量を調節できます。

ここで音量を調節しながら演奏することもできます。

トーン

音のヌケ感を調節するツマミです。

「ヌケ感って何?」と思いますよね。

ツマミを10(MAX)まで回したら、“カキーン”とした音。

それを下げていくと“もこーん“と音がこもる。

ツマミを絞ると高音が削られていくために、音がこもって聞こえるのです。

自分で触って回してみると、わかりやすいですよ。

これらのツマミは、ギターによって数が違うこともしばしばあります。

ピックアップセレクター

音の振動を受け取るのが“ピックアップ”。

“ピックアップセレクター”とは、そのピックアップをセレクトする、つまり“選ぶ”機能なんです。

要するに「どのピックアップで音を拾うか」を選べるということ。

選ぶピックアップによって音が変わるのです。

ピックアップの数は、ギターによって様々。

それによって、ピックアップセレクターが何段階あるか?ということも変わってきます。

カチカチと動かしてみて、音の違いを感じてみるとわかりやすいです。

ジャック

アウトプットジャック、通称“ジャック”。

ここにシールドを差し、アンプ、またはエフェクターに繋ぎます。

ギターの種類が”テレキャスター”である場合は、このように側面にあります。

トップにジャックがあるものもあります。

 

ストラトキャスターのコントロール部分はこのようになっています。

 

エンドピン

このちょぼちょぼに、ギターストラップの穴を引っ掛けることで、立ったまま演奏することが出来るようになります。

ストラップを掛けるピンということで、ストラップピンとも言います。

まとめ

今日は、エレキギターの各部分の名称と機能についてご紹介してきました。

ピックアップやセレクターなどのコントロール部分はエレキギターの大きな特徴です。

実際に触ってみて、音を出してみるという経験で使い方が分かってきます。

各部分の名称だけを必死に覚えるよりも、どのような機能をもっているかをはじめに確認しておくと、練習が滞りません。

さらには、ギターの研究を楽しむことが出来ます。

アコースティックギターの各部位の名称は「アコースティックギターのパーツや各部位の名前、名称」で解説しています。

参考にして頂けたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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