作詞したい!歌詞の構成を効率よく学ぶ、最高の勉強法

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こんにちは!シンガーソングライターのB型さんです。

歌詞は自由に書いていいとは言うものの、J-POPにはサビだけではなく、AメロやBメロがある…。

どこに何を書けばいいのだろう?という疑問が湧いてきますよね。

初めて歌詞を書こうと試みたときは、

「どこから手を付けていいのか見当もつかない!」という状況でした。

そこで、私は作詞を一旦置いておいて、ある事をしました。

その「ある事」で、歌詞の構成が見えてきたのです。

今では特に強く意識することもなく、歌詞を構成していくことが出来るようになっています。

今回は、歌詞の構成を学ぶ最高の教材と勉強法ご紹介します。

※決して高額な教材を売りつけたりはしませんので、安心して読み進めてください。笑

↓この記事の内容を動画でも解説しています。画面中央の再生ボタンを押してご覧ください。

最高の教材とは

あなたには”歌詞”が気に入っている曲がありますか?

それが、作詞を学ぶあなたにとっての”最高の教材”となります。

「普段は歌詞をあまり聞かないからわからない…」という方。

1フレーズだけ気に入っている物でも良いですし、

「なるほど!」と感じた歌詞が含まれたもので良いです。

【注意】

歌詞カードが手元にない場合は、無料で歌詞が見られるサイトがあります。

ジャスラックの許可を得た【うたまっぷ】などです。

書き写したものをネットにアップすることは、著作権侵害になる恐れがあるのでやめましょう。

あくまで個人利用でお願い致しますね!

最高の勉強法とは

まずはその歌詞を書き写してみましょう。

この時重要なポイントは歌詞カードに忠実に書くということです。

Aメロ、Bメロ、サビの間を開ける。

改行、漢字やひらがなの表記を歌詞カードの通りにする。というようなことです。

ネット上では不自然な改行がされていることがあります。1文が長く、入らなかった可能性もあります。

意味の塊を優先してください。

私が当時使用したもので、歌詞が印象的で好きだった曲があります。

ポルノグラフィティさんの「夕陽と星空と僕」という曲でした。

この記事を書くにあたって、もう一度手書きしてみました。

著作戦の問題があるので、ここに写真はアップできないのが残念です。本当にちゃんと書きましたよ!笑

構成に気づく

それでは、②の工程で書き写した詞を見返してみましょう。

一字一句細かく見る、というよりは少し離れて全体を見る、というイメージが良いでしょう。

何か気づくことがありませんか?

例に挙げた曲で、私も気づいたことを挙げてみました。

・構成がA/B/A/B/サビ/C/サビ/サビ(A=Aメロ/B=Bメロ/C=Cメロ)

・AとBが繰り返した後にサビという構成もあるんだ!

・最初のAメロだけ長いな。

・サビとサビの間に入るCにはどんな効果があるんだろう?

・Aメロには風景が描かれてるな。…などなど。

その他、連や韻に気づくことも出来ます。

連…詞における区切り

韻…語の終わりや頭の音を揃えること。ラップなどに顕著に表れますね!

これを繰り返すうちに歌詞の構成、構造がだんだんと見えてきます。

構成とは直接関係のないことでも、気づいたことはきっと身になります!

最初は気にせず、まずはいろいろ挙げてみましょう。

その中で「ここは構成に関係していそうだな!」というところを後でピックアップしてみてください。

まとめ

ここまで紹介したように、歌詞の構成を学ぶ勉強法というのは

「好きな歌詞を書き写す」「気づきを挙げる」というものです。

好きな歌詞や言葉というのは”自分にとって特別なもの”。

そういったものを選び、学んでいくことで自分の好きな言葉や自分らしさのある言葉選びができるようにもなります。

それが、自分らしい曲を作ることにつながっていきます。

自分の好きな歌が、効率よく勉強する上で最高の教材になり得る理由はここにあります。

1つだけではなく、いくつもの歌詞でこの作業を繰り返しているうちに

たくさんの歌詞の構成例に出会うことが出来ます。

私はこの方法で”自由の中にある歌詞のパターン”を学びました。

「この曲はサビから歌いだそう」とか「この曲はBメロなしで作ってみよう!」という工夫ができるようになります。

今聴いているその曲で、さっそく試してみてください☆

最後までお読みいただきありがとうございました!

   
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