こんにちは!シンガーソングライターのB型さんです。
オリジナル曲を作るぞ!と意気込んだものの、まず詞を書くのか、曲を作るのか…?
曲の作り方を知らないからな…。
初めてオリジナル曲に挑戦したときは、私も悩みました。
「音楽を作るための決まりがあるかもしれない」と考え、ネットで調べたり、「オリジナル曲の作り方!」みたいなドンピシャな本がないか探したりしました。けれど、そんな本はありませんでした。
結論から言うと、詞先でも曲先でもどちらでも良いのです。
そのこと自体には決まりはありません。
※詞を先に書くことを詞先(しせん)、曲を先に作ることを曲先(きょくせん)と言います。
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詞が先か、曲が先かと悩むあなたへ
私の経験を通してのお話をさせて頂きたいと思います。
「詞先」「曲先」曲を作る順番は得意な方で良いというのが結論です。
どちらで曲を作っていくかは人にもよるし、時にもよるのです。
音楽仲間の間でもこんな会話をしたりします。
「曲は次々できるから、歌詞は後で。」
「書き溜めた詞に、これから曲をつけていきます。」
“得意な作り方”が人それぞれにありますので、まずはそこを押さえてください。
それを踏まえて、私の場合を例に挙げてみたいと思います。
詞先編
どちらかというと私は詞先で作ることが多いです。
詞を書くことが好きでノートやケータイに詞を書き溜めています。
私の場合、この段階で全てが出来上がっている、というよりは1フレーズだけのものや、1連分だけメモされているものが多いです。
※連というのは詞における一区切りのこと。歌詞カードなどで詞が塊になっている部分がありますよね!
さあ曲を作るぞ!というときにここから好きなものを選び、1曲分の詞をおおまかに仕上げます。
そこに曲を付けていく段階で、メロディーに合うように言葉の言いかえを行い、歌詞を整えていくというような作り方をします。
直感的に「あ、この言葉いい!使いたい!」ということがある人や、あらかじめ言いたいことが決まっているという人はコチラがおすすめです。
詞先の場合は、伝えたいことが“ぶれにくい”というメリットがあります。
ただ、言葉が先に存在している分、メロディに上手く言葉が乗らないという場合も出てきます。
その部分を目立たせるために、敢えて字余りにするということもアリだと私は考えています。
しかし、それは歌詞全体の中の1部分だけにとどめておくからこそ良い効果が得られることです。
通常は、言葉をうまく言い換えることが出来れば良いですが、その分多くの言葉を知っている必要があります。
例えば…「走っていく」だと字足らずだから「駆け抜けていく」にしてみよう!というようなことです。
曲先編
鼻歌を適当に歌っているときに、なんだかわからないけど良いメロディ!と思うことはありませんか?
あるある!と思った方は曲を生み出すのが得意かもしれません。
「これって…良いメロディーが出来たかもしれない!」
そこから「これはサビの部分、これはAメロ、じゃあBメロはどんな風にしよう?」と曲を構築していきます。
この時、スマホの録音機能やICレコーダーなどに音声をメモしておきます。
鼻歌など簡単なものでかまいません。あとでコードをあてはめていけば良いでしょう。
もし、楽器が弾けないから作曲はムリ!と思っている方でもこの方法なら作曲者になれますね。
そして、それが出来上がった後に詞を入れていくのです。
曲先の場合は、メロディに言葉を載せていくというイメージですので、耳馴染みのよい曲になりやすいと考えています。
これはメリットでもありますが、言葉がさらさらと流れてしまい、歌詞の意味が伝わりにくいという一面も持っていると思います。
伝えたい思いが特にない場合は、言葉さえも「音」と考えて、歌詞に意味を持たせないというのも表現方法の1つだと思います。
同時編
同時!?と驚かれるかもしれませんが、意外とやるのが作詞作曲同時進行。
何となく1フレーズだけの歌が頭の中を流れることってありませんか?
そんな時に「あ、この歌を広げていきたい。」となります。
思い浮かんだ1フレーズだけの歌詞を少し広げては曲を付ける。
反対に、曲を広げては歌詞をつける。
というように少しずつ作詞作曲を同時進行で進めていくこともあります。
同時進行で進めていく場合、詞と曲に一貫性を持たせるということが注意点だと思います。
まとめ
オリジナル曲の作り方として、詞先、曲先、または同時進行という3つの方法をご紹介してきました。
伝えたいメッセージがあるのか、それとも曲を聴いてほしいのか。
これを考えることで、自分は詞先と曲先どちらで作っていけばいいかということが見えてくると思います。
あなたはどちらでしたか?自分のアプローチ方法を確認してみてください☆
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!