音痴を直したい!歌の音程を改善、克服する最善の練習方法

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こんにちは!シンガーソングライターのB型さんです。

Twitter→@sauripon

歌うことは好きだけれど、上手に音程が取れないのが悩み…と言う人は多いですよね。

気持ちよく歌いたいのに、なんか違う…

音楽は好きなのに、なぜ歌えないのだろう?

私の夫も、同じように悩んでいました。

そんな彼を見ていて、気付いたことがあります。

それに気付いてからの夫は、以前よりも歌が上手くなったと感じます。

そこで今回は、音痴を克服するための練習方法とひとつの考え方をご紹介します。

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耳を鍛える練習

「出す音に問題があるのに、耳を鍛えるの?」と思うかもしれません。

でも、正しい音程で歌うためには、絶対に外せない過程です。

まず、あなたが出したい音が、どのような音なのかを理解する必要があるからです。

 

「ドの音を出してください。」と言われたら、「ド」がどんな音か分かっていなければ出せませんよね。

頭で「ドはこんな音」ということを思い浮かべた後、その音を出す、という行動に出るわけです。

もし、「ド」の音を正しく理解していなかったら、口から出てくるのは全然違う音になります。

正しく音を理解するためには、その音をよく聞く必要があります。

 

例えば、あなたが大好きな歌を、誰かがカバーしているとします。

音を外したり、リズムを間違ったりして歌っていたら「あれ?違うぞ?」と思いますよね。

これは、何度も聴いてきた曲だからこそ気付けることです。

それに気付けるということは、あなたは「正しい音を理解している」ということなのです。

 

耳を鍛え、正しい音を理解して初めて、正しい音を出すことが出来るのです。

声を出す練習

音痴を克服するためには、耳を鍛えることが重要であるとお話しました。

それに加え、声を出す練習も同じくらい重要です。

耳で聞き、理解した音を目指して、歌う練習です。

正しい音程をとる練習において、「耳で聞く、声に出す」は2つで1セットです。

これらの練習をバランスよくすることで、正しい音程で歌えるようになっていきます。

 

「自分は音痴だ。」という人には、次のような傾向があります。

・「聴く、歌う」ことを、ほとんどしない。

または

・経験が「聴く、歌う」のどちらかに偏っている。

 

このような人は、歌うことが「恥ずかしい。」と感じていることが多いです。

そのため、歌う回数が圧倒的に少ない。

それでは、正しい音を出す力が鍛えられないため、「音痴が治らない!」という悩みを抱え続けることになるのです。

何度も聴いて、音が間違っていることは分かるのに、正しい音程で歌えない…。

それは、声を出し慣れていないことが原因です。

歌い慣れていないから、歌えない。ということです。

 

たくさん聴いたら、たくさん歌う練習もしましょう。

歌っていて「ここが違う!」と思ったら、そこを何度も聴いて、何度も歌うのです。

 

このように「聴くことと歌うこと」をセットにし、練習を重ねていきましょう。

“音痴”経験者から学ぶ、「よく聞き、よく歌う」ことの大切さ

私の夫は、いわゆる“音痴”です。

ハッピーな歌を歌っているのに、いつの間にか暗い歌になっている…。

こんなことは日常茶飯事。

音楽は大好きで、楽器演奏もしますが、歌だけは猛烈に不得意。

音楽はたくさん聴いてきたけれど、歌うという経験が圧倒的に少なかったのです。

暇さえあれば歌っている私とは正反対で、カラオケなど“歌うための環境”が用意されれば歌う…という感じでした。

しかし、そんな彼にも得意な歌がありました。

・サザンオールスターズ「マンピーのG☆SPOT」

・SEX MACHINEGUNS(セックスマジンガンズ)「みかんのうた」

です。

カラオケでは必ず歌ってきた!とのことです。笑

勢いがあり、盛り上がりに欠かせないのだそうです。

この2曲だけは、比較的きちんと歌うことが出来るんですね。

その理由は、これらの曲を「たくさん聞き、たくさん歌ってきた」からなのです。

自分に適した歌、歌唱スタイルを探す

これまで、音痴を治すことに焦点を当てて解説してきました。

ここからは、少し視点を変えて、克服する方法を考えてみましょう。

「音痴=悪」という考え方を変えてみるのです。

音痴だから絶対ダメというわけではない、ということです。

 

“ヘタウマ”という言葉をご存知でしょうか。

ヘタな感じだけど、かえってそれが個性的でいい、という意味で使われる言葉です。

忌野清志郎さんやブルーハーツの甲本ヒロトさんが、一例に挙げられるでしょう。

ジャンルで言えば、“ロック”。

もし、彼らがクラシック音楽を歌うかのように美しく歌っていたら、そこまで人気は出なかったでしょう。

粗い感じがかっこよく、そこに味があるからです。

あなたがパンクロックなどの音楽が好きなら、ヘタウマ路線を目指し、音痴のコンプレックスを克服するという方法もあります。

歌の上手い人に”ヘタウマ”は真似できない

前述の通り、私の夫は“音痴”です。

けれど、「みかんのうた」と「マンピーのG☆SPOT」は、私は到底かなわないと感じています。

その要因として、性別での声の違いも挙げられるかもしれません。

しかし、それだけではないんです。

私はメロディーをきちんと歌おうとするあまり、曲の勢いや迫力がどうしても出せないのです。

これが一番の要因ではないでしょうか。

 

このように、音楽のジャンルによっては、正しい音程で歌える能力が邪魔になるという場合もあります。

ですので、自分のキャラクターや好みに合わせた歌唱スタイルを見つける、というのも解決策の一つと言えるでしょう。

まとめ

ここまで、音痴を克服するための練習方法と考え方をご紹介してきました。

 

・「何度も聴く」「何度も歌う」の練習は2つで1セット

・これらをバランスよく練習する

・“ヘタウマ”という個性的な路線を目指す

 

ということでしたね。

ずっと私が歌っているからか、つられて夫はよく歌うようになりました。

気付けばオンステージになっていることがあるほどです。笑

けれど、客観的に見て、かなり歌が上達したと感じています。

 

是非、練習の参考にしてみてくださいね。

頑張ってください☆

最後までお読みくださり、ありがとうございました!

Twitter→@sauripon

 

   
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