こんにちは!シンガーソングライターB型さんです。
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ギターをかき鳴らして歌う、“弾き語り”がしてみたい!
でもギターを弾きながら同時に歌うのって難しい…
そんなお悩みを持つ人は多いでしょう。
私も弾き語りを始めた頃、同じように悩んでいました。
思うように弾き語りが出来なくて、イライライライラ…
「もう!どうやったらできるんよ!」と壁に向かってピックを投げたこともあります。笑
けれども、練習を重ねていくうちに「こうすれば良かったんだ!」ということが分かってきました。
そして、試行錯誤して練習方法を見つけ出しました。
今日は、ギターの弾き語りの練習方法をご紹介します。
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もくじ
弾き語りが難しいのは「弾いて歌うだけじゃない」から
歌も得意、ギターもちょっと弾けるようになってきた。
それなのに、なぜ弾き語りをしようとするとできないんだろう?
良い練習法を探すには、まずこの「なぜ?」という理由を明らかにしましょう。
弾き語りの練習をしているときに、していることを考えてみると…
・歌詞を見る。
・コードを見る。
・左手でコードを押さえる。
・右手でリズムをとる。
・歌う
…5つもある!
こんなにたくさんのことを一度にしようとしているんですね。
頭が混乱するのは当然です。
これが弾き語りの難しい理由です。
でも、先述したように、弾き語りも慣れれば問題なくできます。
難しい理由が分かれば、それに対しての対処法を考えていけばいい!
ということで、次の項目では、弾き語りの練習方法をご紹介します。
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ステップ1・歌を先に覚えておく
歌詞を見る。コードを見る。左手でコードを押さえる。右手でリズムをとる。歌う。
これらのことに、同時に神経を集中させなければならない。だから弾き語りは難しい、ということでしたよね。
それなら、神経を集中させるべきことを減らせばいいのです。
そのためには、まず「歌を無意識に口ずさめるくらいに覚えて」みましょう。
ギターを始めた頃の私は、歌好きで、隙あらば歌っている高校生でした。
延々と歌っていたため、好きな曲は歌詞を見ないで歌える。
無意識に口ずさめるくらいになっていました。
このように、歌を口ずさんでいるときに「次の歌詞はなんだったっけ?」なんて考えないですよね。
“口ずさめる”状態にすれば、弾き語りの練習時、歌に神経を集中させる必要がなくなります。
ただ、2番までも全部完璧に覚える必要はないですよ。
まずは1番だけでも覚えられれば良いです。
1番の弾き語りがクリア出来れば、その流れで2番もできるようになります。
これで、集中すべきことが以下の3つになりました。
・ギターのコードを見ること
・左手でコードを押さえること
・右手でリズムをとること。
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ステップ2・右手のリズムを確認する
初心者の頃には、左手でコードを押さえて、右手でストロークという形の弾き語りをすることが多いでしょう。
ストロークとは、ジャカジャカと右手を振って音を鳴らすことです。
左利きの方は左ですね。
ストロークのやり方については「やり方が分からないギターストローク!上達のコツと基本練習」で詳しく解説しています。
このストロークで曲のリズムを表現します。
ストロークには、いくつかパターンがあります。
ギターを弾き始める前に、
「この曲は、どんなパターンのストロークで演奏しようかな?」と考えてみましょう。
歌詞の上にコードが書かれている“コード譜”には、このように右手のリズムが表記されていることもあります。
私は、自分が弾きやすいように変えてしまう事も多いです。
しかし、どのようなリズムが合うのか分からない場合もありますよね。
そんな時はこれを参考にすると良いです。
ストロークの大体のパターンが決まったら、演奏してみましょう。
この時、コードは覚えなくていいです。
歌のように、コード譜を見ずに、無意識で弾けるようになる必要も全くありません。
この段階では、ある程度一定のリズムで弾けたらOKです。
ここではあくまで「ギターの右手のリズムを確認する」ということが大切です。
これで、集中すべきことが
・ギターのコードを見ること
・左手でコードを押さえること
この2つになりました。
歌詞は口ずさめるし、ギターストロークのパターンも確認した!
ここまでくると、最初に例として挙げた金太郎ゲームと同じです。
2つだけなら、なんとか頑張れそうな気がしませんか?
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ステップ3・弾き語りの練習をする
弾き語りをするためには、ギターを弾くことと歌うことを同時にする練習が必要です。
弾き語りの練習を始めると、こんな壁にぶつかることもよくあります。
・ギターが途切れてしまったり、右手のリズムが崩れてしまったりする。
・ギターで、次のコードに移動することをコードチェンジといいますが、それがスムーズにできない。
・ギターにつられて歌がおかしくなる。
これらのことは、何度も練習してできるようするしかありません。
ここまで来たら、ギターだけ、歌だけでの練習はしません。
ギターも歌も同時に練習をしましょう。
弾き語りは、ギターを弾きながら歌うことなので、2つセットでの練習がとても大切です。
ギターのリズムが狂いやすいのなら、ギターでリズムを確認→歌を乗せる→2つセットで上手くいくようにひたすら練習。
弾き語りは、歌とギター2つで1つです。
ギターだけの演奏や、歌のみという場合とは全然違うことをしていると考えましょう。
その2つが上手く重なり合っていなければ、聞きやすい、素敵な弾き語りにはなりません。
自然に聞こえるように、何度も練習しましょう。
この3つのステップで弾き語りの練習をしていきましょう。
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応用編・歌詞もギターも覚えて表現力を磨こう
ここでは1ランク上の練習をご紹介します。
有名曲をカバーする場合、コード譜を見て演奏しても全く問題はありません。
しかし、これでは歌とギターを演奏することに精一杯になりがちです。
弾き語りには“表現力”が欠かせません。
1つの楽器と歌という、シンプルなスタイルだからこそ、表現力があるかないかで大きな差が生まれます。
例えば、これを比べてみてください。
笹の葉さらさら~と「たなばたさま」を歌ってみました。
まずは工夫なしで歌ってみます。
少し工夫して歌ってみましょう。
後者の方が、深みがありますよね。
歌やギターを、このように工夫することができれば弾き語りの腕がグッと上がります。
歌詞やギターを覚えてしまうと、表現方法を工夫する余裕ができます。
ギターを“覚える”といっても「コードを覚える」のではなく、なんとなく手に癖づいているという状態にするだけでOKです。
表現力豊かに演奏したい!という方には、このように歌詞もコードも覚えて練習することをおすすめします。
もちろん「カンニングしてはいけない!」ということはないので、大体覚えられたらいいですね、と言う感じです。
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まとめ
今回は、弾き語り初心者さんのための、3ステップの練習法をご紹介してきました。
①歌を無意識に口ずさめるくらいに、歌詞を覚える
②ギターのストロークパターンを確認する
③歌とギターを同時にし、弾き語りの練習をする
という3つのステップです。
私はこのステップで練習し、弾き語りが出来るようになりました。
是非参考にし、弾き語りを楽しんでくださいね。
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今日も最後までお読みくださりありがとうございました。
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