やり方が分からないギターストローク!上達のコツと基本練習

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ギターを弾こう!という時に練習するのが、右手でジャカジャカと弾くギターストローク。

「なかなかスムーズに出来ない」、「自分のギターストロークはぎこちない」と感じている人も多いですよね。

スムーズにギターストロークを行うためには、右手の使い方の「基本」を知っておく必要があります。これを知った上で練習することで、かっこいいストロークを出来るようになります。

今回は、ギターストロークを練習する際のポイントについて解説していきます。尚、今回はアコギを例に解説していますが、基本的にはエレキギターも同じです。ですので、アコギだけでなく、エレキの方も参考にしていただけるはずです◎

↓この記事の内容を動画でも解説しています。中央の再生ボタンを押してご覧ください。

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ギターの「ストローク」とは?

ギターのストロークとは、右手を上下に振って、ギターの弦をジャカジャカと演奏することです。これによって音楽の「リズム」を表現します。

そのため、ストロークがスムーズに出来るようになることで、ノリの良いリズムを刻めるようになります。心地よいリズムを刻めるようになると、演奏自体の質が上がります。

また、うまくストロークができないと悩む初心者さんには、「弦を1本ずつしっかり鳴らさなければいけない」というイメージを持っている人も多いです。

このようなイメージを持っていると、弦を滑らかに弾くことができず、ぎこちない動きになりやすいです。

ストロークとは英語で「stroke」と書き、これには「なでる」「なでつける」という意味があります。ですから、「1弦ずつしっかり鳴らす」というイメージではなく、6本の弦をジャランと“なでる”ようなイメージを持つと、スムーズな動きにしやすいでしょう。

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ギターストロークができない5つの原因と練習のコツ

ギターストロークが上手くいかない原因には、5つのことが考えられます。これらのことを順に解説していきます。

右腕の動きが不自然になっている

ストロークが上手くいかない原因の1つ目は「右腕の動きが不自然である事」が挙げられます。この右腕の動きは、ギターストロークにおいて非常に重要です。

初心者の時に、肩や右腕全体を上下に動かしてストロークをしている人をよく見かけます。例えば、次の画像のような感じです。

上の画像では、肩を上下させているのが分かりますよね。この動きでは、力加減を上手く調節することができないので、スムーズで安定的なストロークはできません。

時々、プロミュージシャンのライブなどでは、このような動きを見かけることがあります。しかし、あれはパフォーマンス上の動きです。あのように大きく動いていると、見た感じが派手になり、演出として盛り上がるんですね。

でも、普段の演奏ではマネしてはいけません。彼らも普段からあのようなストロークをしているわけではないという事を理解しておきましょう。

ストローク時の正しい腕の動かし方のコツは、ヒジから下だけを動かすことです。基本的に、ヒジから上は動かしません。

ちょっと痛そうな例えですが、ヒジに釘を打って固定するイメージです。下の写真の星マーク部分を、

次の写真で示したように、ボディの最も膨らんだところに固定します。

つまり、このギターと腕が接しているところを支点として、腕を上下に動かすのです。ちょうど、コンパスで円を描く時のようなイメージです。こうすると、自然に腕を上下させることができます。

ギターストロークでは、このように腕を動かすことを理解しておきましょう。

右手首が力んでしまっている

ギターストロークが上手くいかない2つ目の原因には、「右手首の力み」が挙げられます。スムーズなストロークには、手首の脱力が欠かせません。

脱力ができておらず、手首が力んだ状態では、「ゴリゴリ」と弦を引っかくようなストロークになってしまいます。実際に下の動画で、確認してみましょう。↓↓

動きが硬くて、ぎこちないですよね。これでは、ガシガシとこするような感じになり、強弱がつけにくくなるなど表現の幅も狭まってしまいます。

さらに、力が入っていることで弦も切れやすくなったり、疲れてしまったりと様々な問題も起こってきます。こうならないためには、右腕と手首をリラックスさせた状態でストロークすることが大切です

ストローク時の腕から手先にかけての動きは、次のようになります。

1・ヒジを支点にし、腕を上下させる。

2・その先でスナップを効かせて手首を動かす。

スナップとは、手首を動かした時に発生する自然な力や動きのことを言います。例えば、体育の準備体操の時に、力を抜いて手首をぶらぶらさせますよね。

あの動きをやってみると、外側にふったら、反動で自然と内側に返ってくるのが分かると思います。これが「手首のスナップ」です。ギターのストローク時も、振り下ろした手首がその反動で返ってくる、というこの動きをしています。

この動きを使うためには、「手首の脱力」が欠かせないのです。ですから、体育の準備体操の”手首ブラブラ”の時くらいの脱力を意識すると良いでしょう。

このような動きで行うため、ストロークをしている右手で一番細かく、激しく動くのは手首です。

あなた自身のストロークの様子を動画で撮影し、以上のような動きができているかどうかを確認してみましょう。

ピックの持ち方が良くない

3つ目の原因として考えられるのが、「ピックの持ち方」です。ピックの持ち方が適切でないと、ストロークにも影響が出てきます。

正しいピックの持ち方については、「ギター初心者の壁!正しいピックの持ち方・握り方」で解説していますので、こちらをご覧ください。

ピックの動きや角度に問題がある

4つ目の原因は、「ピックを弦に当てる時の角度」です。

一般的には、次の写真のように、ピックを弦に対して平行に当てることが推奨されます。

そのため、様々な解説を読むと、このように書かれていることも多いです。確かに、基本的な考えとしては、これは正しいと言えます。

ただ、これをきっちりと守ろうとするあまり、スムーズなストロークをやりにくくさせているという事も否めません。

確かに平行なイメージを持ってはいますが、実際のストロークを細かく見てみると、どの弦に当てるときも、必ず平行になっているわけではありません。

ストロークには、ピックで上から下に向かって弾くダウンストロークと、下から上に向かうアップストロークがあります。それぞれの場合で、ピックを弦に当て始める時の角度が異なるため、ダウンストロークとアップストロークの場合について、それぞれ細かく見ていきましょう。

ダウンストロークの場合

ダウンストロークの時、最初から平行に当てることを意識しすぎると、ピックが弦に引っかかりやすくなります。そのため、強い力でストロークしなければならなくなります。例えば、下の写真のように、ハケでペンキを塗る時のことを想像してみてください。

このように、塗り始めは、面に対してハケを少し寝かせ気味にして塗り始めますよね。このイメージで、6弦にピックを当てる時には、少しピックを弦側に寝かせ気味にします。

 

このように角度をつけてダウンストロークを始めると、ピックが弦に引っかかりにくくなります。言ってみれば、ピックを弦に「負けさせる」ような感じです。これで、6弦から1弦をなでるイメージで、弦をなぞっていきます。

すると、全ての弦がきれいに鳴ります。

また、スムーズなストロークには、弦に対して深くピックを挿し込み過ぎないこともポイントでと言えます。これも、弦に対してピックを少し負けさせることで、防ぐ事が出来ます。

これらのことを意識して、ダウンストロークの練習をしてみてください。

アップストロークの場合

アップストロークの場合は、平行にピックを当て、下の1弦から上の6弦までサラッと”なでる”ようなイメージを持ちましょう。

こちらも弦に対して、ピックを深く挿し込み過ぎないように気を付けましょう。深く挿し込んでしまうと、1本ずつの引っ掛かりが強くなるため、スムーズな動きができなくなるからです。

コツは浅めに、ピックの先端を少し弦に触れさせるようにすることです。これを手首の動きを使って行います。手首を返すようなイメージです。

そして、6本の弦を「なでる」感覚で行いましょう。次の動画で確認してみてください。

このようなイメージを持って、アップストロークの練習を行なってみてください。

右手を振る幅・ストロークの幅が大きすぎる

5つ目の原因は「ストロークの幅が大きい」という事です。

「ストローク時は、必ず6本の弦全ての音をしっかり鳴らさなくてはいけない」と思っている初心者さんは多いです。ですが、このように考えていると、ストロークが上手くいかなくなります。

なぜなら、これではストローク時の手の振り幅が毎回大きくなってしまうからです。あなたは、次の写真のように腕から手先にかけて、常に大きく振ってストロークしていないでしょうか。

特に、素早い動きが求められるリズムでは、振りが大きくなると、段々と間に合わなくなってきます。その結果、リズムがズレてしまい、ぎこちないストロークになってしまうのです。

こんなふうに振り幅が大きくなっている人は、ストロークの幅を小さくするのもポイントです。とは言っても、小さすぎるのも問題です。目安は、6弦から1弦の幅より少し大きくなるくらいです。

もちろん、出したい音によって振り幅を変えることもありますが、目安としては次の写真くらいです。

このようなストロークをしている時、腕から手先の動きで、最もよく動いているのは手首から先になるはずです。肘から手首にかけての前腕は軽く上下するくらいになります。

これをするためには、手首を脱力させ、柔らかい動きが出来るような状態にしておく必要があります。ですので、ご自身のストロークを動画で撮影してみて、その振り幅を確認してみてください。

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ギターストロークの基本の練習方法

それでは、基本の練習法を紹介していきます。

それぞれのポイントを押さえながら、ダウンストロークとアップストロークを別々に練習した後に、両方を一緒に練習します。

1:ダウンストロークだけを練習

2:アップストロークだけを練習

3:ダウンとアップを一緒に練習

という練習です。これを日々の練習に組み込みます。

また、ギターを持っていない時にできる練習もあります。それは、右手首をぶんぶん振る練習です。体育の授業の準備体操で手首をぶらぶらさせたり、手を洗った後に水を払ったりするのと同じ感じです。これは、ストロークをしているときの手首の動きと、同じ力加減と言えます。

ですので、ギターを持っていない時にこの動きをし、その脱力感を覚えた上で実際のストロークをしてみようという事です。

この練習を行う時は、ヒジから下の”上腕”と手首に力が入っていないことを確認してください。これを意識することで、腕が脱力した状態を体に覚えさせることができます。その結果、実際にストロークする時にもこの感覚が活きてくるというわけです。

これならどこでもできますね。私は、バイトの休憩中や友達と話している時、電車待ちの時間などにしていました。

その他、机があればヒジをついてするのも良いです。そうすると、ヒジの位置が固定されるので、ストロークの練習になるからです。ぜひ試してみてください。

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まとめ

ここまで、ギターストロークのコツや基本練習について解説してきました。

・ストロークはピックで弦を「なでる」イメージで行う。

・右腕でストローク時に動くのは、ヒジから下の上腕部分だけ。コンパスで円を書く時のようなイメージで行う。

・右手首を脱力させ、スナップを利かせてストロークする。ストローク時に一番よく動くのは手首から先。

・ピックの持ち方を適切にする。

・弦に対してピックを負けさせるようにダウンストロークする。アップストロークでは力を抜き、弦に対して平行に、かつピックを浅く入れて、なでるように弾く。

・右腕の振り幅が大きすぎる人は、小さめに振ることを意識する。

・ダウンストロークとアップストローク、それぞれで練習した後に、両方を一緒に練習する。ブラブラと手首を振るのも感覚を覚えるのに有効な練習方法。

これらのことを意識して練習することで、ストロークの問題が改善されていくはずです。そうすれば、スムーズなストロークも夢ではありません!

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この記事が参考になれば嬉しいです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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