ギターのカポタスト(カポ)とは?何の意味がある?付け方・使い方

Pocket

こんにちは!シンガーソングライターのB型さんです。

Twitter→@sauripon

ギターにつけているあの「カポタスト」って?何の意味があるの?と思う人は多いでしょう。

カポタストを付けるのは、主に3つの理由があります。

使い慣れると、カポを使って新しい音を楽しむこともできるようになります。

ということで今回は、カポタストの意味や使い方について解説していきます。

↓この記事の内容を動画でも解説しています。画面中央の再生ボタンを押してご覧ください。

カポタストとは?

カポタストとは、下の写真のように、ギターのネック部分につけて使用するアクセサリーです。

略して「カポ」とも呼ばれ、様々な種類のものがあります。

中でも、初心者から上級者まで、一般的に広く使われているのは「バネ式」「ネジ式」のものです。これらを少し見ておきましょう。

バネ式

バネ式のカポはこのようなものです。

バネ式のカポタスト

下の写真のように、ぎゅっと開き、クリップのように挟んで使います。

挟むだけなので、着脱が簡単です。必要な時にさっと付けられ、外すのも一瞬なので、ライブでも重宝します。

私は、このタイプのもので有名な「カイザー」の物をよく使用しています。値段も比較的手ごろで、しっかりしているのが特徴です。

ネジ式

次のようなものが、ネジ式のカポです。

ネジ式のカポタスト

ネジで締め付けるタイプなので、弦を押さえる強さを自分で調節できます。

カポの特性として、「付けると弦の音が狂いやすくなる」ということがあります。これは、”チューニングがズレる”ということです。

しかし、この「ネジ式」には、比較的チューニングが安定しやすいというメリットがあります。

使い方と付ける位置

カポは、付けたいフレットのフレットバー近くに装着します。

「フレット」というのは、下の写真赤文字で示した、区切られたひとつひとつの部屋です。

それらを区切っている、青い矢印で示した金属の棒が「フレットバー」です。

例えば、楽譜に「2capo.」と書かれていれば、これは「2フレットにカポを付けてください。」ということを意味します。

この時、2フレットのフレットバーの近くにカポを装着します。

こんな感じですね。

写真のように、フレットバーと平行になるように、まっすぐ付けるのが基本です。

どんな理由、意味がある?

カポを使うのには、主に3つの理由があります。

これらを順に解説していきます。

曲の高さを上げ下げするため

まず、1つ目は「曲の高さを上げ下げする」ためです。

「ある曲を歌いたいけれど、音が低すぎて歌いにくい。」もしくは「高すぎて歌いにくい。」という経験はありませんか?このような時に、カポをつけて曲全体の高さを上げ下げします。

ギターのボディ側に付けると音は高くなります。高くしたいときは、ボディ側に向かってカポを付ける位置をずらしていく、ということです。

反対に、ヘッドに近くなれば低くなっていきます。低くしたいときは、カポをヘッド側に向けてずらしていく、ということです。

どこにつけたらいいの?と迷う場合は、いろんなところにつけて歌ってみましょう。そうやってちょうど良い高さを探していきましょう。

コードを簡単な押さえ方に変えるため

2つ目の理由は、「コードを簡単な押さえ方に変える」ためです。

難しいコードを、押さえやすくするということですね。

例えば下の、「F」コードのダイアグラムとその押さえ方を見てみましょう。

コードダイアグラムの見方については、「コードダイアグラムとは?見方を解説」で詳しく解説しています。

1フレット全体を人差し指でグッと押さえていますよね。この人差し指の役割を、カポに変わってもらうように、1フレットに装着します。

すると、上の図の青マル部分の”3フレット5、4弦と2フレット3弦”を押さえるだけで先ほどの「F」コードと同じ音を鳴らすことができます。

このように、カポを使うことで、難しいコードを押さえやすくすることができます。

しかし、難しいコードが並ぶ曲を、簡単なコードの並びに変えるためには理論的な知識が必要です。

なので、どのカポにつければ、この曲が簡単になるのかを自分で導きだすのは初めは難しいでしょう。

私もあまり得意ではないので、これには頭を使います…。

ですが、最近は下の図のように「ここにカポをつけると簡単なコードで弾けますよ。」というガイドがあるサイトもあります。

様々な曲を弾き語りする時、この機能がある「U-FRET」というサイトを、私はよく利用しています。

音の雰囲気を変えるため

3つ目の理由は、「音の雰囲気を変える」ためです。

カポを付けると、全体的に張り詰めたような音になります。付けていない場合と比べ、キラキラした印象の音が出るんですね。

試しに、5フレット辺りにカポを付けて弦を弾いてみましょう。特に、1番下の細い1弦を弾いてみると分かりやすいです。

カポを付けない状態に比べて、「ピーン」というような張り詰めたような音がするはずです。これを狙って、カポを付けることがあります。

カポは初心者の頃から持っておくと良い

カポは、初心者の頃から必要なのかどうか悩む方もいるでしょう。

結論から言うと、あった方が断然いい!です。その方が、挑戦できる曲が増えるからです。

「弾いてみたいけど難しい曲」も、簡単なコードバージョンでなら比較的早く弾けるようになります。

ギターを始めたばかりの頃は、弾けない曲ばかりで面白くないですよね。そこで、少しでも「弾けた!」という経験をすることで、長く諦めずにギターを練習することができます。

そのためにも是非、1つは用意しておきたいものですね。

この「難しいコードを簡単にする」ということから、「カポは初心者の道具」と言われることがあります。

しかし、カポは初心者だからいるとか、上級者だから全くいらない、という道具ではありません。

確かに、初心者にもありがたい機能があります。ですが、あえてカポを付けた音を鳴らしたい!ということで、プロのミュージシャンだって使うことがあります。

このことから、カポは初心者の頃からずっとお付き合いしていく、大切な道具となるはずです。

なので、あなたにとって使いやすいカポを探してみてほしいと思います。

まとめ

ここまで、カポタスト(カポ)とは何かということと、その使い方について解説してきました。

・カポタストは「カポ」と呼ばれることが多く、バネ式、ネジ式のものが人気。

・フレットバーの近くに、まっすぐ付けるのが基本。

・曲の高さを上げ下げするために付ける。

・難しいコードを簡単にするために付ける。

・張り詰めた音を鳴らすために付ける。

・初心者から上級者まで使える。

ということでした。

カポを使うことで、歌いにくい曲が歌えるようになったり、初心者のうちから様々な曲に挑戦したりすることが可能になります。

使い慣れておくと、カポを使って、音の違いを楽しむこともできるようになります。

是非参考にしてみてくださいね。

それでは、最後までお読みくださりありがとうございました!

B型さん

Twitter→@sauripon
   
関連ページ