ギターで左手首が痛い!腱鞘炎予防のための4つの注意点

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ギターの練習で、左手首が痛いと感じている方は多いのではないでしょうか。

私にもこのような経験があり、そのまま“腱鞘炎(けんしょうえん)”になってしまいました。

腱鞘炎は、悪化すると楽器が弾けなくなるほど厄介なものです。ですが、左手の手首の痛みにどのように向き合っていけば良いか知っておくと、最悪の事態を防ぐことができます。

今回は、ギター演奏で左手首を痛めないためのポイントをお話していきます。

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腱鞘炎とは?

腱鞘炎とは、手指にある「腱(けん)」という部分が炎症を起こすことで起こる症状です。

「腱」は骨と筋肉を結び付けているもので、これが動くことで手指を曲げたり伸ばしたりすることができます。その腱は、骨から離れないように所々「腱鞘(けんしょう)」というもので押さえられています。

手指を酷使することで、その押さえられているところがこすれ合って炎症が起こります。

例えるなら、骨と腱をゴムバンドで束ねているようなイメージです。例えば、複数の木の棒をゴムバンドで束ねるとします。そして、束ねたところを押さえながら内側の木の束を上下に何度も動かすと、ゴムバンドと木の一部が何度もこすれ合いますよね。場合によっては、激しくこすれ合う所だけがひどく傷んできます。

これと同じで、腱鞘と腱が何度もこすれ合い、その部分に炎症が起こるのが腱鞘炎です。

主な原因は手指の酷使で、楽器演奏の他に長時間のパソコン作業、その他赤ちゃんの抱っこなどもよく聞かれます。特に、ギター初心者さんはリスクが高くなるため注意が必要です。

ギター練習で左手・手首を痛めないための4つのポイント

ここでは、左手の手首を痛めないために意識したい「ギター練習時のポイント」を4つ、順にご紹介します。

力まずに弦を押さえる

まず、1つ目のポイントは“力まない”ということです。

ギターを始めたばかりの頃は、指で弦を押さえることに慣れていません。そのため、しっかりと弦を押さえようとするあまり、力が入ってしまうのです。

この時指先だけでなく、手首から指先にかけての部分が全体的に、継続的に力んでしまいがちです。これが腱鞘炎の原因となります。

ですので、力まずに弦を押さえられるフォームを意識しながら練習することが大切です。自分の手をどのように使えば、力まずに押さえられるようになるのかを研究してみましょう。

手首の角度と親指の位置関係を確認する

2つ目のポイントとなるのは、”手首の角度と親指の位置”です。

ギターの練習で左手首が痛くなる原因として、“弦を押さえる手首の角度に無理がある”ということが考えられます。これも、指で弦をしっかり押さえようと思うあまり起こる問題です。

そこに意識が向いてしまうと、次の写真のように手首をグッと前に突き出す格好になってしまいます。上の写真の赤線で示した部分が、前に突き出していますよね。これだと手首に非常に負担がかかりますのでNGです。このような角度になっている時の親指は、次のようにネックの下の方にある場合が多いです。手首を前に突き出した状態になるのを防ぐためには、次の写真のように、親指をネックのちょうど裏側あたりに付けましょう。これが親指の基本の位置と考えてください。

親指の位置は押さえる弦やコードによって変わることもありますが、基本的にネックの真ん中よりも下にくることはないと考えてください。上の写真のように適切な位置に親指を付けると、手首がこのように無理のない角度になります。左手の手首が痛む方は、このように親指の位置と手首の角度に注意を払ってみましょう。

弦を押さえる手の感覚を知る

3つ目のポイントは、手首をの負担を減らすために、弦を押さえる手の自然なフォームや力加減といった“感覚”を知る事です。ここでは、自然なフォームや力加減を知る方法をご紹介します。

ギター演奏で、ネックをギュッと掴むイメージを持っている人は多いです。このイメージでGコードを押さえてみるとこうなります。手首を突き出すフォームになり、上の写真の赤線のところに角度がついているのがわかりますね。手首を痛めないようにするためには、この”掴む”というイメージを変える必要があります。

そのために、ひとつ作業をしてみてください。タバコの箱や本、テーブルの縁などのように、少し厚さのあるものを左手で持ってみてください。下の写真がその例です。この時、“掴んでいる”という感覚があるでしょうか。おそらく、掴むより“軽く挟んでいる”という感覚だと思います。

今度はこれを、ギターのネックを持つようにひっくり返してみましょう。

するとどうでしょう。おそらく手首は力んでいないはずです。赤線で示した部分も自然な角度になっていることがわかります。

これがギターのネックを持つときの力加減であり、基本のフォームなのです。この時の力加減と手首の角度で、ギターのネックを持つように心掛けましょう。下の写真のような感じですね。

ギターのネックを持つときは、このように“軽く挟む”というイメージを持っておくと、不必要な力を入れずに済むようになります。

しっかり休んで十分に手首を休ませる

4つ目のポイントは、“手首をよく休ませる”ということです。

ギターの練習をしていると、つい夢中になってしまい、痛みを我慢しながら弾き続けてしまうことがありますよね。しかし、これは絶対にしないでください。手首の軽い痛みが腱鞘炎となり、どんどん症状が悪化してしまうことがあるからです。

私自身、手首が痛くても「もう少しで弾けるようになりそうだから頑張ろう!」と無理をして、過去に腱鞘炎になりました。その痛みは、日常生活にも支障をきたす程です。コップを持つことさえ辛いような痛みです。

こうなると数か月単位でギターを弾くことができなくなります。最悪の場合、手術が必要になることもあるようです。

ですから、手首に痛みを感じた時や少し疲れたと感じる時は、ひどくなる前にきちんと休ませましょう。次の日には痛みが消えていることもよくありますし、そうすればまた、普段通りに練習ができるのです。

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それでも痛くなってしまったら…

ギターの練習で手首を痛めないようにするためには、負担がかからない演奏方法を身に付けることが最重要です。それでも痛くなってしまった場合は、どうすれば良いのでしょうか。ここでは、痛くなった時の対処法を解説します。

とにかく練習は休む

痛くなってしまった時は、とにかく練習を休みましょう。これが最も重要な事です。

もしかすると、ギター練習を休んでいる間、弾きたい衝動に駆られるかもしれません。それでも休みましょう。

なぜなら、一番早く治す方法は“休むこと”のみだからです。無理をし続けると、腱鞘炎になり、さらには癖になったり慢性化したりします。こうなると、ギター自体をやめなければいけない、ということにもなりかねません。

ですから、手首を痛めてしまったときは、回復するまで必ずしっかりと休めましょう。

サポーターを着ける

手首が痛む間は、ギターの練習はお休みしましょう。さらに、日常生活ではこのようなサポーターを装着して過ごすのがおすすめです。

手首を痛めてしまうと、日常生活にも支障をきたすことがあります。例えば、コップを持つなど日常的な動きでも、少し手首が曲がるだけで激痛を感じます。

そんな時は、サポーターを付けると回復を促してくれます。これによって手首にかかる負担を軽くすることができるからです。

また、腱鞘炎は癖になりやすいと言われています。そのため、手首の痛みが引いた後も、不安を感じるときにはサポーターを付けて演奏すると良いでしょう。

ただ、1つ注意点があります。

サポーターを付けると痛みが和らいだように感じるので、練習を再開しようと思うかもしれません。しかし、痛みがきちんと和らぐまではグッと我慢し、きちんと治してから練習を再開しましょう。

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まとめ

今回は、ギターで左手首を痛めないための4つのポイントを紹介してきました。

・無理のないフォームを研究し、力まないよう意識して弦を押さえる。

・手首の角度や親指を置く位置を確認し、適切に保てるよう意識する。

・練習後は手首をしっかり休めることが大切。

・痛みを感じる時は無理をせず、練習を休む。

ということでした。

これらのポイントを知っておくと、痛みが出ないようにするための練習が出きます。さらに、演奏もしやすくなるはずです。また、手首が痛くなった時にどう対処すれば良いかが分かります。

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この記事が参考になれば嬉しいです。最後までお読みくださり、ありがとうございました!

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