ギターを始める時にギター以外に何を揃えたらいいのだろう?と思いますよね。
買ったらすぐ始めたいけど、必要なものが揃っていないと、「えー!これもいるの?」とまた買いに走らなければならない事態になります。
また、自分にとって必要ではないものも買いたくないから、初めは最低限のものだけ揃えたい。
「足りない…」「いらなかった…」
そんな失敗を防ぐために、ギターを始めるときに揃えるべき必要なものをアコースティックギターとエレキギターに分けてご紹介します!
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もくじ
アコースティックギターの場合
まずはアコースティックギターの場合です。一般的なアコースティックギターを選んだ場合、初めに揃えたい、必要最低限の物は以下の7点です。
ギター/チューナー/ピック/ギタークロス/ギタースタンド/替え弦/ラジオペンチ、もしくはニッパー
これら、アコースティックギターを始める時に必要なグッズについては、「アコースティックギター初心者に必要なもの6選!アコギの他にいる物は?」で詳しく解説しています。
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エレキギターの場合
エレキギターを始める際に最低限必要なものは以下の9点です。
ギター/ギターアンプ/チューナー/シールド/ピック/ストラップ/替え弦/ギタースタンド/ギタークロス/ニッパー
これらを順に解説していきます。
アンプ
1点目はアンプ。アンプとは、次の写真のような見た目で、スピーカーのような役割をするものです。
この”アンプ”とエレキギターを「シールド」というケーブルで、次のように繋ぐことで音を出します。
エレキギターはアンプに繋いでこその楽器ですから、これは必須アイテムです。仮にエレキギターをアコギのようにそのまま演奏しても「ペキョペキョ」という寂しい音しかしません。
それに、実際にアンプを通した“本来の音”を聞いて練習することで上達しやすくなりますので、必ず準備しておきたいですね。
ただ、アンプから音を出して演奏する際に気になるのが騒音問題です。これの対策として、ヘッドフォンを繋げるものを選べば、自宅や夜間の練習時に便利です。
尚、アンプの種類や価格にもピンからキリまでありますが、家庭用の小さなものなら3000円から8000円くらいで購入することができます。
チューナー
まず2点目はチューナーです。
アコギの所でも解説したように、ギターは、毎回練習の前に各弦を定められた音に調節するチューニングという作業を行わなければなりません。この作業を行うために、「チューナー」を使用します。
チューナーにも以下のように様々な種類のものがあります。
もちろんアコギの所でおすすめしたような「クリップタイプ」をエレキギターで使用しても良いですが、エレキギターでは上の左写真のような「カードタイプ」もおすすめです。
これはギターとチューナーを「シールド」というケーブルでつなぎ、音を調節するものですが、クリップタイプと比べると比較的精度が高いです。エレキギターは基本的に毎回この「シールド」を使用することになるので、精度の高いこちらを選ぶのも良いです。
その他、エフェクター型のものもあります。エフェクターとは、エレキギターの音色を変えるために使う機材のことです。
これはギターとアンプの間に次の図のように挟み、足で電源をON・OFFします。
このエフェクターのように、ギターとアンプの間に繋げて使うエフェクターもあります。
ただ、これを初めに選ぶと、後で紹介する「シールド」を2本購入する必要が出てきます。さらに価格もクリップタイプやカードタイプのものより高価ですので、初めは「クリップタイプ」か「カードタイプ」のものを選べば良いでしょう。1000円から3000円くらいで購入することができます。
シールド
3点目は「シールド」です。これは次の写真のようなケーブルです。
これはギターとアンプを繋げるために使用します。このシールドにも種類が色々あり、価格も大きく異なります。
エレキギターの“音”にとっては、この「シールド」はかなり重要なので、気を使いたいところです。
なぜかというと、あまりに安いお粗末なものを使うとノイズが入ってしまうことがあるのです。店員さんに相談して標準的なレベルのものを選ぶといいですね。価格で言えば、1本2、3000円くらいでしょう。
長さも色々ありますが、3m~5mのものが汎用性が高いのでおすすめです。ちなみに、私が初めて購入した時は、家でアンプに繋ぐことを想定し、3mのものを1本購入しました。
アンプと距離があるステージや、音楽スタジオなど広い所でアンプに直接繋いで使用するなら5mくらいあれば安心です。エフェクターやエフェクター型のチューナーを使うなら、シールドは2本用意する必要があります。この場合は3mを2本購入すると良いでしょう。
また、シールドの先端部分にも色々なバリエーションのものがあります。これは、あなたのギターのどの位置にシールドを挿す穴(ジャック)があるかによって、決めると良いです。
例えば、あなたのギターの“ジャック”がボディの前面にある物なら、シールドの両端がまっすぐなものを選びましょう。
一方、ジャックが下の写真のようにボディ横にある物なら、写真のようにシールドの片側がL字型になっているものを選ぶと、断線防止になるのでおすすめです。
ピック
4点目は、ピックです。
これはギターを演奏するのに使う道具で、1枚100円程度で購入できます。
アコギでは三角の“おにぎり型”のものが定番ですが、エレキギターではこの“おにぎり型”以外に“下の写真下の少し細長い三角のティアドロップ型”も定番としてよく使われます。
ですが、初めは三角の“おにぎり型”のミディアムから始めるのがおすすめです。
形や固さ、質感など色々なものがありますが、初めはおにぎり型の「ミディアム」から始めて、実際にあれこれ試しながら長いスパンで自分の好きなものを探していけばOKです。
ストラップ
5点目はストラップです。これは下の写真のように、ギターを肩から掛けるためのグッズです。
アコギと違ってエレキギターは基本的に立って弾きます。ですので、このストラップは必需品となります。価格も1000円以下から幅広くありますが、デザインが好きなものを選ぶと愛着を持って長く使うことができます。
替え弦
6点目は、替えの弦です。
ギターは定期的に弦の交換をする必要がありますので、いつも新しい替えの弦を持っておきましょう。
アコギの所でも解説したように、初めのうちは、チューニングで誤って弦を切ってしまうことがあります。その時に変えの弦がないと困りますので、初めに1セットだけでも替えの弦を用意しておきましょう。
また、エレキ用とアコギ用があるので間違わないように気を付けましょう。
さらに、太さにも「エクストラライト」「スーパーライト」「ライト」「ミディアム」「ヘビー」などの種類がありますが、まずは「ライトゲージ」を買っておけば間違いないです。
予算は1000円くらい見ておけば良いでしょう。
尚、弦には6本セットのものと1本ずつバラ売りされているものがありますが、6本セットを用意しておくのがおすすめです。なぜなら、弦を変える時は1本だけ切れた場合でもすべての弦を交換するのが基本だからです。
弦交換のタイミングや頻度については、「ギター弦の替え時、タイミングって?交換時期や頻度について」で解説しています。
ギタースタンド
7点目はギタースタンドです。これは下の写真のようにギターを立てておくためのグッズです。
アコギと違って、エレキギターは薄くて重いので倒れると危険ですし、さらにはギターも壊れる可能性大です。私の友人のギターは、これでネックが真っ二つに折れてしまいました…。
そんな悲惨なことにならないように、必ず用意しておきましょう。500円くらいの安いものでOKです。
ギタークロス
8点目はギタークロスです。
これは、練習が終わった後に弦を拭くための布です。
ギター弦は金属製ですから、汗が付いたまま放置しておくと錆びてしまいます。すると切れやすくなったり、音が悪くなったりするので交換しなければなりません。
ただ、いくら“ギター弦は消耗品”と言っても、長く使えたらいいですよね。なので、毎回練習の後にはギター弦についた汚れをクロスでふき取るようにしましょう。
そうすれば、弦を長くきれいな状態に保てます。これもこだわれば高いものはいくらでもありますが、安いものでOKです。
以上がエレキギターを始める際に必要となる最低限のグッズです。ギターを買いに行った時に一緒に買っておくとすぐ始められますね。
ニッパー
9点目はニッパーです。
これは、不要になった弦を取り除く際に使用します。ラジオペンチでも構いません。これで弦をパチンパチンと切っていきます。家にあるものでOKです。
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まとめ
今日は、ギターを始めるときに最低限揃えるべきものをご紹介してきました。
アコースティックギターの場合
ギター/チューナー/ピック/ギタークロス/ギタースタンド/替え弦/ラジオペンチ、もしくはニッパー
エレキギターの場合
ギター/ギターアンプ/チューナー/シールド/ピック/ストラップ/替え弦/ギタースタンド/ギタークロス/ニッパー
以上のものがあれば、すぐにギター生活を始められます。
その他のものは必要に応じて購入すると考えておけば、経済的に、さらに無駄な買い物をせずに済みます。
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参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
B型さん
