こんにちは!シンガーソングライターのB型さんです。
Twitter→@sauripon
ライブは好きだけど、MCは苦手…という人は多いですよね。
私自身、演奏よりMCがいつも心配でした。
「わーい!ライブだ!でも、MCどうしよう…。」
「なんであんなにみんな自然に喋れるんだろう?」
と悩みまくりでした。
でも、ある準備とコツで、スムーズなMCを実現することができます。
これを実践することで、私のMCに対する恐怖心はほぼ消えました。
今では人前で話すことに楽しさを感じるほどです。
ということで、今日はライブMCが上手くなるために必要な1つのこととコツについて解説していきます。
↓この記事の内容を動画でも解説しています。画面中央の再生ボタンを押してご覧ください。
もくじ
たった1つの方法とは、台本を用意して練習すること
MCなんてその時思った事を適当に話せばいいんでしょ?と思ったら大間違いです。
ライブ全体の完成度が大きく変わります。
話している姿に人間性が表れ、お客さんが、そこからあなたのファンになってくれるということもあります。
だから、MCも演奏曲と同じように練習しておくことが大切です。
ライブでは予期していなかったことも起こります。
ある程度準備しておけば、なにかハプニングが起こっても対応できるのです。
そのためにも、MCの練習は必要ですね。
ライブMCが上手くなるたった1つの方法とは、「台本を用意して練習する」こと。これに限ります。
ここからは、その練習をするにあたって必要なポイントをお話していきますね。
台本を用意する
MCなんかに台本!?て思うかもしれません。
でも、これを用意するかしないかでは、大きく差が出ます。
まず、話す内容を紙に書き出します。
出来るだけ詳しく書き出してくださいね。
ネタが何も思いつかない時は、曲にまつわるエピソードが取り入れやすいのでおすすめです。
クリスマスなどの季節感のある話題や、話題のニュースと絡められると旬な雰囲気が出て良いですね。
ネタの内容については「ライブMCのネタに迷ったらこれを話そう!」で詳しく解説しています。
以下は、私の過去の実例です。
台本作成の例
今週は母の日ですね。
お母さんに色々プレゼントするという方が多いと思いますが、普段のお母さんって独自のセンスで物を買ってくる…っていう事はないですか?
私はシンプルな服が好きなんですけど、なぜか私の母は、すごい花柄の靴下とか、ガンダムみたいなロボットが書いてあるTシャツとか買ってくるんですよね。
正直使わないんですけど、買ってきてくれた気持ちを思うとなかなか手放せないんですよね。
けど、たまにいろんなものに溢れた部屋を見て「わーっ!」と色々捨てたい衝動に駆られることがあります。
その「わーっ!」となったときに作った歌を歌いたいと思います。
・・・少し間を置く。
「いらない」(曲のタイトル)
こんな感じで、台本を作ります。
バンドの場合だと、会話形式のものが出来上がるでしょう。
読んでもらう文章を考えるのではありませんから、きっちりとした文である必要はありません。
話し言葉で、軽い感じで書いて行けば良いです。
話す事を把握するための一言メモ
先ほど書いた台本の横に、大まかな内容をメモしておきます。
上の例で言えば、「母、独自のセンスの買い物」という感じですね。
話す内容にタイトルを付ける感じです。
その一言メモで、どこでどんな内容の話をするのか把握するのです。
例えば、5曲演奏するとしてMCを4回するとします。
すると、どこでどの話をするんだったかな?と混乱してしまいます。
このメモをしておくことで、その混乱を避けることができるんです。
台本を書くだけでも、MCで話す内容は頭に入ってきます。
ここで書いた台本をもとに、本番と同じ曲順、MC順で練習をします。
台本がすべて!と思い過ぎない
台本があるからと言って、一字一句間違えてはいけないということではありません。
ポイントを押さえて、話せていればOKです。
私の場合も、本番では台本の7~8割くらいの内容しか話せていないことがほとんどです。
初めは、MCの練習なんて恥ずかしいですよね。
私自身、「1人でごにょごにょ何を言っているんだろう?」と思いました。
でも、素敵なライブにするためだ!これでMCが怖くなくなるんだ!という気持ちで頑張りましょう。
ライブMCのコツ
話し始めと話し終わりが重要
スムーズなMCのコツは、「各回のMCの、初めと終わりに話す事だけは必ず覚えておく」ということです。
話し始めを覚えておけば、話す内容が後から自然と思い出されます。
着地点を覚えておけば、途中で脱線してもちゃんと次の曲に繋げることができます。
この事を頭に入れて練習しましょう。
あとは少々違うことを話してしまっても、問題ありません。
全てが台本通りというのも悪くはないですが、ライブならではのMCも楽しめるようになったらいいですよね。
そのような場合でも、この方法はとても役立ちます。
本番でテンションが上がってしまって、思わず全然関係ない話を始めてしまっった…。
こんなときでも、話の着地点が分かっていれば、話しながら内容を軌道修正していくことができるんです。
MCの入れ方のコツ
あえてMCを入れないところも作る
全ての曲の間にMCを入れても良いですが、それだとネタも沢山必要になります。考えるのも大変…。
ライブの流れにメリハリをつける意味でも、MCを入れずに次の曲を始める方法も良いでしょう。
ただ、アマチュアミュージシャンの場合、あなたの歌を初めて聴くお客さんばかりという事もあります。
ですから、こういう場合でもタイトルくらいは紹介できたらいいですね。
曲を聴く前に何か情報があると、お客さんも聴く準備ができます。
とはいっても、進行上MCを入れない方がカッコいい!という時もあります。
そのようなとき、私は無言で次の曲を始めます。
そこは自分のセンスで決めましょう。
演奏しながらMCをする
演奏をしながらMCをするという方法もあります。
話している後ろで、音を鳴らすということですね。
プロミュージシャンのライブで、ドラムなどの音が鳴っているところでボーカルが話している…というのを見た事はありませんか?
あれだと、お客さんもリズムに乗りながら話を聞けるので、大したことを言っていなくてもMCが盛り上がりますよね。
私は、イントロを弾きながらMCをすることもあります。
時間も短縮できるため、全体の時間を少し縮めたいときにも使えますよ。
弾きながら話すためには練習が必要ですが、これができるとMCのマンネリを打破できます。
しかも、ちょっとこなれて見えます。
まとめ
ここまで、ライブMCの台本作りや練習、コツについてお話してきました。
どこでどんな内容を話すか、話し始めと話し終わりは必ず覚えておく。
演奏と同じようにリハーサルしておくことが大切ということでした。
また、MCの入れ方も工夫することで全体にメリハリが出るというお話もしました。
MCを大切にすることで、限られた時間で最大限に自分を表現する事ができます。
そして、お客さんも安心してライブを見ることができます。
是非次のライブから、実践してみてください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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