8ビートストロークって?ギターでエイトビートストロークに挑戦!

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「ギターの8ビートストロークってどういうもの?」と思っていませんか。

8ビートストロークを習得すると、様々な曲に挑戦できるようになります。さらには、ギターらしいノリの良い演奏をすることができるようになります。

今回は、「8ビートストローク」や、その練習のコツについて解説していきます。

↓この記事の内容を動画でも解説しています。画面中央の再生ボタンを押してご覧ください。

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8ビートストロークとは?

8ビートとは?

まず、「8ビート」について解説します。読み方は「エイトビート」です。

「8ビート」とは、8分音符を基本として、2拍目と4拍目に「アクセント」をつけた4拍子のリズムのことです。「アクセント」とは、その音を目立たせるために強く弾くことです。

ですが、これだけではイメージしづらいので、言葉の意味を1つずつ確認しながら解説していきます。「8分音符」は、4分音符の半分の長さのものです。図で確認してみましょう。

また、「4拍子」は4拍が1つのまとまりになるリズムのことです。つまり、「イチ、ニ、サン、シ」を1つのかたまりとし、それを繰り返すリズムのことです。下の図で確認してみましょう。

この4拍子1セット分を、8分音符で表すと次のようになります。

これが“8分音符を基本とした4拍子のリズム”です。上の図の水色で囲んだ、2拍目と4拍目を目立たせるように、アクセントを付けたリズムが「8ビート」です。このリズムを文字で表すと、 次のようになります。

これを声に出して読んでみましょう。特に、赤字になっているところを大きな声で読んでみるとわかりやすいですよ。

ギターの8ビートストロークとは?

ギターの「8ビートストローク」というものがあります。これは、先ほど解説した「8ビート」のリズムで、「ジャカジャカ」とギターを弾くことです。

また、「ストローク」とは、ジャランと弦を弾くことです。これには、上から下に弾く「ダウンストローク」と、下から上に弾く「アップストローク」の2種類があります。

ストロークのコツについては「やり方がわからないギターストローク!上達のコツと基本練習」で詳しく解説しています。

今回解説する「8ビートストローク」では、「ダウン」と「アップ」の両方のストロークを使います。

下の図の音を声に出しながら、矢印で示したように手を動かしてみましょう。ここでは、アクセントを付けるところを赤字で示しました。その部分を強く読み、同時に手の振り方も大きくしてみましょう。

これが基本の8ビートストロークです。

なお、アクセントの付け方については「ギター演奏がうまくなるためには、アクセントや強弱が必須!」詳しく解説しています。

ギターの8ビートストロークのバリエーション

ギターの8ビートストロークには、先ほど解説した「ジャカジャカジャカジャカ」と8分音符が8つ連続するもの以外にも、いくつかのバリエーションがあります。その中で代表的なものを4つ紹介します。実際に、矢印に合わせて演奏してみると理解しやすいですよ◎

これらは、見た目は異なりますが、先ほど紹介した「8分音符が連続する8ビート」がもとになっています。

ここでは、8分音符を2つ分伸ばすことで4分音符にしています。しかし、アクセントを付ける位置は同じく2・4拍目です。なので、これらはすべて根底に、「8ビート」のリズムがあります。

また、ここに挙げたものは一例に過ぎません。形は変わっても、「8ビート」のリズムで弾くものは「8ビートストローク」と呼びます。例えば、次のように「タイ」が使われる場合です。

「タイ」とは「連続する同じ音をつなげて、1つの音符のように演奏してくださいね」という意味の記号です。ですから、次のように「タイ」で繋がれた1つ目の音は伸ばし、2つ目は弾きません。

これも8分音符を基本とした4拍子で、2・4拍目にアクセントがあります。ですからこれも、「8ビートストローク」の1つということになります。

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3つの練習のコツ

「8ビートストローク」を、どのように弾けば良いのかわからないことがあるかもしれません。そんな時におすすめの、練習のコツを3つ紹介します。

リズムを声に出して歌う

まず1つ目は、「リズムを声に出して歌う」ということです。こうすることで、そのリズムをギターで再現しやすくなります。なぜなら、歌うことで、耳で聞いてリズムを確認できるからです。

例えば、初めて習う歌を歌う時のことを想像してみてください。

この時、歌詞が書かれた楽譜だけを見て歌うのと、一度その曲を聴いてから歌うのとではどちらが歌いやすいでしょうか。当然のことながら後者でしょう。

これと同じで、リズムも一度歌ってみて、耳から確認すると再現しやすくなります。ですから、うまく演奏できない時は、いったんギターを置いて、口に出して歌ってみましょう。そうすると、ギターでも再現しやすくなるでしょう。

8分音符が連続するパターンの手の動きで、リズムを確認する

2つ目は、「8分音符が連続するパターンの手の動き」でリズムを確認することです。

下の図の矢印で、手の動きを確認してみましょう。

この手の動きを確認することで、リズムやストロークの方法を理解しやすくなります。

例えば、次のようなリズムがあるとします。

どのように弾けば良いのか迷ったら、次の例のように、上下に繰り返す動きで弾いてみましょう。その際、( )内の矢印のところでは、弦を弾きません。

これを見るとわかるように、手の動きは先ほどの「8分音符が連続するパターン」の場合と同じですよね。そして、どこで音を鳴らすか、鳴らさないかを確認します。

このようにリズムを確認すると、理解しやすくなります。

ゆっくり弾いてみる

3つ目は、「ゆっくり弾く」ということです。“ゆっくり”とはどのくらいかというと、“確実に弾けるレベル”の速さです。

そして、慣れてきたら少し速くしてみましょう。それにも慣れたら、さらに速く弾いてみます。このように、徐々に速くしていきます。

多くの場合、早くスムーズに弾けるようになりたいと考え、元のテンポでばかり練習してしまいがちです。

しかし、そうすると習得が遅くなることがあります。なぜなら、リズムがずれてしまったり、部分的に音が鳴らなかったりするからです。それが癖づいてしまうと修正に時間がかかってしまうのです。

さらには、演奏が雑になってしまうことにも繋がります。ですから、リズムや弾き方がよくわからない場合は、確実に弾けるテンポでゆっくりと弾いてみましょう。そこから、少しずつ速くしていきましょう。

また、この方法は、先に解説した方法と併用するとより効果的です。つまり、リズムを声に出して歌ったり、手の動きを確認したりするときも、ゆっくりとやってみるのです。

こうすることで、リズムや弾き方を理解しやすくなります。

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まとめ

ここまで、「8ビートストローク」とその練習方法について解説してきました。

・「8ビート」とは、8分音符を基本として、2・4拍目にアクセントがつく4拍子のリズムのこと。

・「8ビートストローク」とは、「ジャカジャカジャカジャカ」と8ビートのリズムで弾くこと。

・「8ビートストローク」には、いろいろなバリエーションがある。

・リズムや弾き方がわからないときは、「口に出して歌う」「手を上下に動かしながら、音を鳴らすポイントを理解する」「ゆっくり弾く」ということを試してみると良い。

「8ビートストローク」が弾けるようになると、弾ける曲のバリエーションが増えます。さらには、ノリの良い演奏ができるようになります。

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それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!

B型さん

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