アコギの練習場所に頭を悩ませている人は多いですよね。
実は、ギターを練習できる場所は意外にあちこちにあります。これらの場所をいくつかを知っておくと、「練習場所を確保できず困った!」ということも避けられます。
今回は、アコースティックギター(アコギ)の練習場所を紹介していきます。
↓この記事の内容を動画でも解説しています。画面中央の再生ボタンを押してご覧ください。
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自宅
最も気軽にできる場所は、やはり自宅ですよね。
最近では防音対策がなされていたり、防音室が備え付けられていたりする賃貸住宅もあります。また、自宅にDIYで防音室を作っているギター弾きさんもよく見るようになりました。
そこまでしなくても、環境によってはもっと手軽な対策で、自宅で練習できるようになることもあります。
手軽な騒音対策については「うるさい?アコギの騒音対策!ギターの大きい音量を抑えるには」で、ご紹介しています。
ただ、それだけでは対策が足りない場合や、そのような環境を用意するのが難しい場合も多いですよね。そんな時に知っておくと便利な練習場所を、順にご紹介していきます。
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車内
あなたが車を持っているのであれば、車内も練習場所として使えるでしょう。
車は、完全な防音がなされているわけではありませんが、扉をしっかりと締めれば外に漏れる音を小さくすることができます。実際に、車内で大熱唱している人を見かけたことがある人もいると思いますが、“外まで丸聞こえ”ということはないですよね。
ただ、完全な防音ではありません。ですので、人が少ない場所に車を止めるなどすれば、より練習しやすい環境になるでしょう。
後は、窓を閉め切ると換気ができないため、その点には注意が必要です。
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音楽スタジオ
アコギの練習場所として、最も安心なのは「音楽スタジオ」です。
「音楽スタジオ」とは、楽器や歌を演奏するための施設です。「スタジオ」と聞くと、特別な場所のような気がして、「一般の人は入れないのでは?」と思うかもしれません。
でも、そんなことはなく、誰でも気軽に使えます。ネットや電話などで事前に予約をしておき、当日受付をすませたら、あとは部屋に入って練習するだけ。カラオケのような感覚で利用することができます。
この施設は、「楽器の練習場所」として出来たものです。ですから、もちろん防音はばっちり。バンド演奏にも対応しているところがほとんどですから、アコースティックギターを思い切り演奏しても、大声で歌っても全く問題ありません。
気兼ねなく練習することができるため、集中して取り組みたい時にはとてもおすすめです。
家の近くに音楽スタジオがあるかどうか分からない場合は、ネットで調べてみましょう。下の例のように、「音楽スタジオ」「○○(お住まいの地域名)」を入力し、検索してみましょう。
利用料金はそれぞれの音楽スタジオによって様々です。なので、ホームページなどで比べてみると良いでしょう。
特に、1人でアコギ練習をするには、「個人練習」プランのあるところがおすすめです。なぜなら、その方がお金の負担が少ないからです。
スタジオの料金は、基本的に部屋代です。つまり、「1時間この部屋を2500円で貸しますよ。」ということですね。何人で使っても同じ値段、ということになります。
複数人いるバンドの場合は、これを分け合えるため負担は少なく済みます。しかし、1人だとそうはいきません。練習の度に全額これを1人で支払うとなると負担が大きいですよね。
けれど、この「個人練習」プランを使えば、比較的安く利用することができます。1時間、1人500円~1000円程度のところがほとんどです。
“個人”練習と名前が付いていますが、2~3人で利用する場合まで、このプランが適用可能なところもあります。なので、アコギユニットの場合や、他の楽器と一緒に…という使い方もできますね。料金や使用人数はスタジオによって異なりますので、確認しておきましょう。
また、「個人練習」は、通常の利用に比べて予約開始時間が遅いこともあります。各音楽スタジオのHPなどで調べてみましょう。
音楽スタジオの使い方については、「音楽スタジオの使い方 料金の相場は?借りるには?」で詳しく解説しています。
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カラオケ
アコギを練習する場所として意外に人気なのが、「カラオケボックス」です。最近は、「楽器練習歓迎」としているところもあるほどです。
使用する日や時間帯によっては、料金も押さえられるため、選択肢の1つとして覚えておくと良いでしょう。実際に、私の周りでもカラオケを練習場所として使用している方は多いです。
ただ、他の部屋からの歌や声がもれてくるので、音楽スタジオ程静かに集中できる環境ではありません。
また、店舗によっては「楽器演奏不可」としているところもあります。なので楽器演奏が可能かどうか、確認してから利用するようにしましょう。
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公共施設の音楽練習室
意外と知られていないのが、「公共施設の音楽練習室」です。
「音楽練習室」という名前ではなくても、市などが運営する「文化センター」や「公民館」に楽器が練習できるスペースがあり、そこを借りられることがあります。
「多目的室」や「会議室」、「ホール」を楽器練習できるスペースとして、貸し出しているところもあります。「多目的室」や「会議室」のように、様々な目的で利用される施設の場合は、楽器演奏が可能かどうか確認してから予約しましょう。
これらは、公営の施設なので「音楽スタジオ」などに比べ、価格が安く抑えられることが多いです。あなたのお住まいの地域に、このような施設があれば、是非活用してほしいと思います。
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河川敷や公園
お金がかからない方法として、「河川敷や公園」が挙げられます。ただし、それらの場所が“大きな音を出せる環境にある”ことが前提です。
住宅地の中にある公園などでは、近所迷惑になるので避けるのが無難です。反対に、住宅街から外れた公園や河川敷なら、練習に使えることが多いです。
「そんな!外で練習なんて恥ずかしい!」と思うかもしれませんが、それは初めだけ。慣れてしまうとなんてことはなくなります。
ただ、こういった場所は「みんなのもの」でもありますよね。なので、「自分の練習場所!」ではなく、「ちょっと練習させてもらってます。」という謙虚な気持ちで使いましょう◎
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海や湖のほとり
海や湖のほとりも練習場所の1つになります。
海や湖を向いて練習すれば、視線が気になりにくいですから、集中して練習できる場所です。
ただ、海での練習は特に注意が必要です。
なぜなら、潮風はギターが傷む原因になるからです。ギターの弦やその他の金属部分が長時間潮風にさらされ、塩分がついたままになると、錆びてしまいます。
ですので、頻繁に海で練習するのはおすすめできません。海近くで練習した後は、念入りにギターを拭いておきたいですね。
また、ギターは強い日差しや湿度にも弱いため、それらにも配慮する必要があります。
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路上
ある程度弾けるようになってくれば、路上での練習も視野に入ってくるかもしれません。「練習でストリートライブをしてしまおう!」という感じです。しかし、個人的にはこれはあまりおすすめしません。
「ストリートライブ」となると、河川敷や公園に比べ、人通りの多いところでやることになります。そんなところで、ドーン!と場所を取ってしまうと「迷惑行為」になりかねません。
場所によっては、そこだけの暗黙のルールもあることもあります。そのあたりでいつもストリートライブをしている人たちの間だけのルールです。このように、新参者がいきなり入れる世界ではないこともあります。
それに、最近はストリートライブの取り締まりが厳しくなっています。ですから、やろうとしたら警察官に注意されて撤退…ということもよくあります。
路上でやれば「練習しながら聴いてもらえる!一石二鳥だ!」と思いきや、このような一面もあるのです。
移動時間、場所探しなどにも時間がかかりますし、犠牲にしていることも多いです。その時間にスタジオやカラオケで練習した方が、よっぽど効率が良いです。なので、練習場所としての「路上」はあまりおすすめできません。
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ギターの練習場所:まとめ
ここまで、アコギの練習場所を紹介してきました。
・環境によっては、騒音対策をすれば自宅を練習場所にできることもある。
・扉や窓を閉め切れば、車の中も練習場所になる。
・音楽スタジオは、とても集中しやすい環境が得られる。
・周りの音が気になることもあるが、カラオケボックスもギターの練習場所としては人気。
・公共施設の音楽練習室は安価で借りられることも多く、近くにあればラッキー。
・住宅街から外れたところにある、河川敷や公園。
・海や湖などの水辺は、視界に人が入りにくいため集中できる。ただ、海は潮風に注意。
・路上も練習場所の一つではあるが、披露ついでの練習はおすすめしない。
・どこでやるにしても、大前提は、“周囲に迷惑が掛からないように”すること。
これらの場所を活用すれば、騒音問題を気にせず、気持ちよく練習できます。また、選択肢としていくつか知っておくことで、どこにいても「ひょいっ」と練習に出かけられますよ。
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この記事がお役に立てば嬉しいです。
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
B型さん