アコースティックギターを弾こう!初心者さんのためのアコギの選び方

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こんにちは!シンガーソングライターのB型さんです。

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「アコースティックギター(アコギ)を始めたいけど、どれを選べば良いかわからない」と悩む人は多いですよね。

アコギを購入する際には、チェックしてほしいポイントが5つあります。これを押さえることで、長く続けられる素敵なギターに出会えるはずです。

今回は、初心者さんがアコギを選ぶ際にチェックすべきポイントを解説していきます。

↓この記事の内容を動画でも解説しています。画面中央の再生ボタンを押してご覧ください。

初めてのアコギ選びで確認する5つのポイント

フォークかクラシックか

アコースティックギターは、まず大きく「フォークギター」「クラシックギター」の2つに分かれます。初めに、これらのどちらにするかを決めます。これらは、張ってある弦の種類に違いがあります。

「フォークギター」には、下の写真のような金属製の弦が張ってあります。

こちらは、弾き語りなどでよく使用されます。

これに対して、「クラシックギター」は、次のようなナイロン製の弦が張ってあります。

こちらはポロンポロンと優しい音が特徴で、クラシックや民族音楽などで使われることが多いです。まずはこれらのどちらにするかを決めましょう。

デザイン

ギターを選ぶ際には、見た目やデザインが気に入ったものにすることが大切です。なぜなら、これによって、練習の意欲がわいてくるからです。

例えば、同じ茶色でも、薄めのものから濃い目のものなど様々です。さらに、ツヤツヤとしているか、少しマットな質感か…などの違いもあります。その他、赤や青のものもあります。

このように、たくさんのデザインがあります。これは、服のように持っている人の個性を表す部分でもあります。

ですので、楽器屋さんにずらりと並べられたものの中から、「こんな色がいいな」「自分らしいな」と感じるデザインを探してみると良いでしょう。

つい抱えたくなるようなデザインのものを探してみるのがいいですね。

形や大きさ

下の写真で示した「ボディ」と呼ばれる部分には、色々な形や大きさのものがあります。

単に大きさの違いだけでなく、くびれが少なかったり、大きかったりという前から見た形の違いもあります。また、下の写真のような、ボディの厚みの違いもあります。

このようなボディの形や大きさの違いによって、抱えやすさも異なります。さらにこれは、弾きやすさにも繋がります。

ですから、実際に持ってみて、あなた自身が「抱えやすい」と感じるものを選ぶのがおすすめです。ここで無理をして「ちょっと抱えにくいけど、この形がいいからこれ!」というのはあまりおすすめしません。なぜなら、そのようなものが「慣れ」によって抱えやすくなるということはないからです。

私自身、ボディが大きめのものを持っていたことがあります。音も気に入っていたので、「いつかこの大きさにも慣れるだろう。」と考えて長く使っていました。けれど、結局十分に慣れることができず、いつまでも弾きづらさを感じたままだったのです。

この経験から、「抱えやすさ」は、初めに選ぶ時に確認すべき大切なポイントであると考えるようになりました。

尚、実際にお店で楽器に触れる時は、必ず店員さんにお願いしてくださいね。勝手に触るのは絶対にやめましょう。そして、持ってみたいものをいくつか試させてもらい、「抱えやすい」と感じるものを選ぶと良いでしょう。

ここで解説したアコギの形などの種類については、「アコースティックギターの種類分け!アコギボディの形や特徴を解説」で詳しく解説しています。

デザインや大きさに色々なものがあるように、それぞれのギターは音にも違いがあります。ですので、実際に音を鳴らしてみて、「いい音だな」「好きだな」と感じるものを選ぶのが良いでしょう。

そういうものを選ぶと練習も頑張れるからです。良い音は、また鳴らしたくなりますからね。

でも「まだ全然弾けないよ!」という人もいるでしょう。その場合は、店員さんにお願いして弾いてもらうのも良いでしょう。

いくつか弾いてもらって、聴き比べます。その中から「こういう音が好き!」というもの見つけましょう。

価格

ギターを買う時に大きな問題となるのが「価格」です。この価格にも、お小遣いで手が届くお手頃なものから、高価なものまでピンキリあります。

これからギターを始める人の中には、「始めても続けられるかわからないから、初めは安いものを買おう。」と考える人もいるでしょう。ですが、結論から言うと、私は数千円で購入できるようなお手頃すぎるものはおすすめしません。

なぜなら、弾きにくいものが多く、かえって続けられないことがあるからです。この弾きにくさの原因の1つに「弦高」が高いことが挙げられます。「弦高」とは、次の写真のように、「指板表面から弦がどのくらい離れているか」ということです。

これが離れていることを「弦高が高い」と言います。このようなものは、弦を押さえにくく弾くのが大変です。

例えば、ギター演奏をする時は、利き手ではない方の手指で複数の弦を一度に押さえる必要があります。こんな感じですね。

このようにすることを「コードを押さえる」といいます。これが、初心者さんにとっての初めの壁になります。

この時、「弦高」が高いものだと、必要以上の力で押さえなければならないことになります。それは、しっかりと押さえることができなければ、音が綺麗に響かないからです。

弦高が高いものだと、これがなかなかうまくできません。そして、すぐに手が痛くなって練習するのが嫌になってしまいます。その結果ギターを弾くことを諦めてしまう、ということに繋がるのです。

これに対して、数万円するようなものは、ある程度作りがしっかりしています。なので、弦高が高いものに比べると、弦を押さえやすいことが多いです。そのため、無駄な力を入れずに済みます。

ですから、初心者さんのうちこそ、このようなギターで演奏するのが良いでしょう。それによって、必要以上に苦しむことがないため、無理なく練習を続けていくことができるのです。

どのようなギターでも、この「コードを押さえる」という壁を超えるには、ある程度の「しんどさ」が伴います。なので、その時に受ける苦しみを軽減できるようなギターを選ぶことが、練習を続けられるポイントになるでしょう。

ギター選びで安すぎるものをおすすめしない理由については、「初心者のギター選びで値段の安すぎるものをおすすめしない理由」で、実体験を含めて詳しく解説しています。

実際に買いに行った時の流れ

見るポイントが分かっても、実際に買いに行った時どうすれば良いかわからないことがありますよね。なので、ここでは楽器屋さんに行った時の流れをお話しておきたいと思います。

まずはお店に行き、数あるギターの中から「いいな」と思うデザインのものに、いくつか目星を付けます。

次に、お店の人に「あれとあれを触ってみたい」と伝えます。すると、お店の人がチューニング(正しい音にあわせること)をして、渡してくれます。

この時に、初めてのギター選びであることを伝えておくと良いでしょう。そうすると、それに合わせて色々とアドバイスをもらえます。

そして実際に持ってみて、抱えやすいかどうかをチェックします。さらに、音を鳴らしてみましょう。

この時、「これから始めるからまだ全然弾けない」という人は、お店の人にお願いして弾いてもらうのも良いですね。また、ギターが弾ける友達についてきてもらうのも良いでしょう。

そこで「こういう音が好き」ということを伝えると、それに似たタイプのギターを持ってきて試させてくれることもあります。また、予算も伝えておくとそれくらいの価格帯でのギター選びに協力してもらえます。

このような流れで、様々なギターを試して「これだ!」というものを探します。ここで、1つ覚えておいてほしいことがあります。それは、「触らせてもらったから絶対買わないといけない」と思わないことです。

私自身、たくさん触って『「やっぱり今日は買いません」は、失礼すぎるよな…』と考えていました。なので、楽器屋さんに買いに行くのが怖かったです。

でも、楽器は食品のように安い買い物ではありません。それは、お店の人もよくわかっています。なので、もう少し考えたければ「一度帰って考えてきます。」と伝えても大丈夫です。

その他、「初めてであること」「好きなデザイン、音」「予算」など、正直に話してみましょう。そんなふうにコミュニケーションをとっていくうちに、素敵な1本に巡り合えるはずです。

まとめ

ここまで、アコースティックギターの選び方について解説してきました。

・まずは、「クラシックギター」か「フォークギター」かを決める。

・デザインの気に入ったものにする。

・実際に抱えてみて、抱えやすいと感じるものにするのがおすすめ。

・自分が「良い音だなぁ」と思えるものを選ぶのが良い。

・安すぎるものは避ける。

・まず、好きなデザインのものを持たせてもらい、そこから店員さんとのコミュニケーションをとっていくと素敵な1本に巡り合えるはず。

これらのことを知っておくと、お気に入りの1本が見つけやすくなります。そのようなものが見つかることで、練習も頑張れるでしょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

B型さん

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