こんにちは!シンガーソングライターのB型さんです。
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弾き語りがしたいけれど、コード譜の見方が分からない…という人は多いでしょう。
私も、初めて見たときは、「何の暗号だろう…?」と思いました。
歌詞の上に「C」とか「G」とか、ただアルファベットが書いてあるだけですからね。
でも、見方を知れば、とても便利なものです。
弾き語りをする人にとっては、「なくてはならないもの」と言っても過言ではありません。
ということで今日は、コード譜の見方、読み方について解説していきます。
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もくじ
コード譜の種類・使い方
コード譜とは、ギターなどの弾き語り専用の楽譜です。
歌詞の上にコード名が書かれたもので、下の図のようなものです。
歌詞の上に書かれているアルファベットがコード名を表しています。
このようなコード譜を見て演奏できるようになるためには、まず、その曲を知っていることが前提となります。
さらに、それぞれのコードを押さえる指の形(コードフォーム)を覚えている必要があります。
もしくは、弾いていて分からないコードに出会ったときに、「コードダイアグラムの一覧表」などで押さえ方を調べながら練習をする、というように使います。
「コードダイアグラム」とは、コードを押さえる手の形(コードフォーム)を図にしたものです。
下の図のようなものです。
コードダイアグラムについては、教則本などの巻末に一覧表が載っている場合もあります。
その他、ネットで「コード ダイアグラム 表」などで検索すると出てきますので、自分に合ったサイトで調べると良いでしょう。
「コードダイアグラム」の見方については、「コードダイアグラムとは?見方を解説!」で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。
また、初心者向けのコード譜には、この「コードダイアグラム」が付いているものもあります。
その場合は、下の図のように、歌詞とコード名に合わせて記載されています。
ギターを始めたばかりの人には、このようなコード譜がおすすめです。
なぜなら、これが記載されているものは、コードを覚えていなくても、スムーズに練習することができるからです。
書店や楽器屋さんの楽譜コーナーなどで、あなたが「これなら頑張れそう!」というものを選びましょう。
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コード譜の読み方
前でも触れた通り、歌詞の上に「コード名」が書かれたものがコード譜です。
こういうものですね。
読み方は非常にシンプルで、コードが書かれた歌詞のところでその音を鳴らす、というものです。
次のコードが書かれているところが、押さえ変えるタイミングです。
このように、コードを押さえ変えることを「コードチェンジ」といいます。
例えばこのような場合。
「おそろいの」までは「A」コードを鳴らします。
そして「服」から「D」にコードチェンジする、ということです。
印刷の関係で、表記が歌詞とずれていることもたまにあります。
その場合は自分で微調整しましょう。笑
コード譜は、それくらい大まかな楽譜でもあります。
コードチェンジの方法については「ギターのコードチェンジができない…6つの練習のコツ!」で詳しく解説しています。
少しコツがいるので、「コードチェンジ」の練習をする際、参考にしてみてくださいね。
コード譜を使う場合は、曲を知っていることが前提
表示も読み方もシンプルなコード譜ですが、1つデメリットがあります。
それは、コード譜を見るだけでは、分からないことが多いということです。
例えば、コード譜からメロディーを知ることはできません。
そのコードをどのくらい(何小節)弾けば良いか、などもわかりません。
つまり、演奏するための細かな情報が書かれていないのです。
そのため、曲を全く知らない場合、コード譜を見るだけでは演奏することができないのです。
ですので、コード譜を見て演奏する場合は、元の曲をよく知っている必要があります。
逆に言えば、五線譜にかかれた楽譜を読めなくても、元の曲を知ってさえいれば演奏できるということでもあります。
どのように演奏すれば良いか分からないときは、元の曲をよく聴いて練習すれば、弾けるようになります。
このように、「コード譜」は元の曲を聴きこむこととセットで使用します。
コード譜に付いているリズム譜の読み方
コード譜には、下の図の〇部のように「リズム譜」が付いている場合があります。
これは、「どのようなリズムで、ジャカジャカとストロークすれば良いか」ということを示したものです。
「曲全体を通して、だいたいこのリズムでストロークすればそれらしく演奏できますよ。」ということを意味しています。
そのくらいざっくりしたものなので、参考程度にすると良いでしょう。
それでは、この「リズム譜」の読み方について解説していきます。
ストローク記号
リズム譜には、以下の〇部分のような記号がついていることがあります。
これらは、ストロークする方向を示す記号です。
この記号は
上から下に向かって弦をなぞる「ダウンストローク」で弾いてください、ということです。
この記号は
下から上に向かって弦をなぞる「アップストローク」で弾いてくださいということです。
例えば、このリズム譜の場合は、このように演奏します。
リズム譜は声に出して読む
ギターを演奏する前に、リズム譜を口に出して読むことで、かなり演奏しやすくなります。
例として、先ほどのリズム譜を見てみましょう。
これを見たらすぐにギターで弾くのではなく、一度口に出してリズムを取ってみると良いでしょう。
例えば、このリズム譜なら「ウン ジャーン ジャジャジャ」というような具合です。
こうすることで、楽譜に書いてあるリズムをギターで再現しやすくなります。
また、どのようなリズムで演奏すれば良いかわからなくなった時にも、この方法は有効です。
リズム譜を声に出して読む方法については「ギター弾き語り!初めてのリズム譜の読み方」で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
コード譜の端に書かれてある、このようなリズム譜は、絶対に守らなければならないものではありません。
先ほども言った通り、これは「だいたいこのリズムでストロークすればそれらしく演奏できますよ。」という、ざっくりとしたものです。
曲のリズムや、ストロークのパターンがつかめていない場合には、是非参考にしてみると良いでしょう。
ただ、曲全体をこのリズムだけで1曲まるまる演奏すると、単調に感じたり、「なんか違うな…」と感じたりすることがよくあります。
そんな時は、自分が良いと感じるストロークパターンで演奏しましょう。
つまり、ストロークパターンは自由で良い!ということです。
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まとめ
ここまで、「コード譜」の読み方について解説してきました。
ポイントは
・コード譜を見るためには、コードフォームを覚えていることが必要。
・もしくは、コードダイアグラムなどで調べながら練習する。
・「コード譜」を見ながら、元の曲に合うようなストロークパターンで自由に演奏する。
・そのためには、元の曲をよく聴きこむことが大切。
ということでした。
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あなたの楽しい弾き語りライフを応援しています!
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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